2025.01.06 冬でも暖かくスタイリッシュ!ビジネスパーソンに最適な冬用ワイシャツの選び方
冬は気温が低く、外を歩くたびに体が冷える季節です。
しかし、ビジネスパーソンとしては、暖かさだけでなくスタイリッシュさも犠牲にしたくありません。実際にお客様のニーズが少なからずあります。
そこでこの記事では、冬でも快適に仕事をこなせる暖かいワイシャツの選び方やトレンド、着こなしのポイントをお伝えします。
今回はビジネスカジュアルまで範囲は広げてお話するものの、あくまでビジネスシーンで着用できる冬用のワイシャツ、というテーマでお話いたしますので、あまりにカジュアルすぎる素材を使用したシャツは除いてお話していきます。ご了承くださいませ。
目次
♦動画目次
00:00 冬でも暖かくスタイリッシュ!ビジネスパーソンに最適な冬用ワイシャツの選び方
02:01 冬用ワイシャツの選び方:ポイントを押さえて賢く選ぶ
02:59 おすすめの冬用ワイシャツ素材の特徴について①綿の起毛素材
05:07 おすすめの冬用ワイシャツ素材の特徴について②ウール100%
06:55 おすすめの冬用ワイシャツ素材の特徴について③厚手のニット素材
07:52 おすすめの冬用ワイシャツ素材の特徴について④機能性素材
09:33 冬用素材を使用した、ozieのワイシャツのご紹介①綿の起毛素材=スタンドカラーシャツ
10:48 冬用素材を使用した、ozieのワイシャツのご紹介②ウール100%ワイシャツ
13:31 冬用素材を使用した、ozieのワイシャツのご紹介③厚手のニット素材
14:50 冬用素材を使用した、ozieのワイシャツのご紹介④機能性素材 クールマックス・スーパードライ
16:14 冬用ワイシャツのコーディネート一工夫:おしゃれに防寒する方法に防寒する方法
19:00 まとめ
♦冬用ワイシャツの選び方:ポイントを押さえて賢く選ぶ
暖かいワイシャツを選ぶには、まず素材をチェックしましょう。冬用のシャツは素材選びが一番大切です。
これらを踏まえてozie的におすすめの素材は以下の通りです
• 綿の起毛素材:
• ウール100%:
• 厚手のニット素材:
• 機能性素材:
• 吸湿速乾素材 :
♦おすすめの冬用ワイシャツ素材の特徴について
《①綿の起毛素材》
綿100%を秋冬用としておすすめされるケースも有るようですが、単純に綿100%だけでは秋冬用の暖かい素材とは言えず、綿100%を暖かく感じる素材に作ることで秋冬用としておすすめできるようになります。
それが綿の起毛素材です。
コットンフランネルやコットンビエラと言った素材がこれに当たります。
コットンフランネルはネルシャツによく使われている素材で、厚手でしっかりとした起毛感が特徴です。
コットンビエラも同様に起毛感がありますが、フランネルよりは薄手になります。
いずれの素材も起毛していることで着用している方のみならず、見た目に温かさを感じます。
起毛素材は一般的にチェック柄が多く、本来はカジュアルアイテムに使用する素材ですが、無地をワイシャツの襟型で生産することで、秋冬用のワイシャツとして使うことが可能です。
ただ起毛感があるので、純粋なワイシャツとして着用するのは難しく、ビジネスシーンではスーツよりジャケットスタイルで合わせるのがおすすめです。
《②ウール100%》
ウール100%のシャツ生地は起毛感・保温性考えて秋冬用素材の代表格ですが、カジュアルシャツ用生地として使われることが大半でした。
しかし昨今は起毛していない、見た目にはワイシャツ用生地のタイプライターというブロードのしっかりした厚みのある生地にそっくりなワイシャツ用ウール生地があります。
起毛しておらず、厚みも従来のウール生地よりは薄いことから、肌に触れた際にすぐに暖かみを感じる素材ではありませんが、冬の寒い時期は糸が空気を含んで膨らみ、保温・吸湿性能が高まります。
肌触りはワイシャツ用の高番手綿100%のように上質なぬめり感(=しっとり感)があり、保温・吸湿性の高さと相成って、見た目は綿100%の普通のワイシャツでありながら、暖かみを感じる素材です。
《③厚手のニット素材》
昨今Tシャツやポロシャツ用として作られたニット素材を使ったワイシャツが注目されていますが、厚手のニット素材=ニットフランネルや見た目がデニム調のニット素材を使用してワイシャツにすることで、肌触り・見た目ともに暖かさを感じます。
厚手のニット素材のいいところはストレッチ性があるところ。
体にフィットしたワイシャツであってもニット素材はナチュラルな伸縮性があるので、暖かさのみならず長時間の着用でもストレスフリーな着心地のいいワイシャツになります。
《④機能性素材》
素材的にはポリエステル100%やポリエステル混紡の合繊素材が大半になりますが、暖かみを感じるというよりは保温性能が高まる糸を使った素材です。
構造としては糸の真ん中に空洞があって、寒いときは空気を取り込んで糸が膨らみ、保温性が高まるという仕組みで、ウールの保温性に近い特徴を持っています。
またこの手の素材の場合、吸湿速乾性能を併せ持つ素材が多いのも特徴です。
冬に吸湿速乾素材素材?と思われる方が多いかもしれませんが、外気温と室内の気温差が激しいと、外から室内に戻ったときに汗ばんでしまった記憶はないでしょうか?
その際に吸湿速乾機能がついていると、汗を吸収してすぐ乾くので汗冷えを防ぐことができます。
すぐ乾かないと汗冷えしてしまって寒い思いをしたり、下手をすると風邪を引いてしまうこともあるかもしれません。
吸湿速乾性能には直接的に暖かみを生み出す機能ではありませんが、冷えによる寒さを防ぐという観点で見ると秋冬用のシャツにあったほうが良い機能の一つと冷えると思います。
♦冬用素材を使用した、ozieのワイシャツのご紹介
《①綿の起毛素材=スタンドカラーシャツ》
素材の説明をした際にも、綿の起毛素材は本来はワイシャツよりカジュアルシャツに使われることが多いとお伝えしました。
なのでozieでは毎年起毛素材をスタンドカラーシャツで何かしら生産しております。
現在販売している起毛素材のスタンドカラーシャツを1例として掲載いたします。
ショールームでこれらのシャツを見たお客様は皆さんあたたかそうなシャツですねとおっしゃるので、着用感だけでなく見た目の暖かさでは綿の起毛素材は一番かなと思います。
《②ウール100%ワイシャツ=イタリア製Reda Activeのウール100%ワイシャツ》
ウール100%の素材の説明どおりのワイシャツがozieにはありまして、それはRedaActiveを使用したウール100%シャツです。
Redaといえばイタリアのスーツ生地で有名ですが、ワイシャツ用のウール100%生地=Reda Activeという名称の生地も作っていて、ozieではReda Activeを使用してタイドアップ用にホリゾンタルカラー、ノーネクタイ用にイタリアンカラーボタンありとイタリアンカラーワイドで生産しております。
見た目に綿100%のワイシャツと全く変わりなく、特に最初のブルーのシャツはウールでロイヤルオックスフォードを表現していて、どこからどう見てもウールには見えません。
また、このReda Activeならではということでいうと、このシャツですね!
通常ウールを白に染めることができないんですが、REDAの特殊技術により、白無地とまではいきませんが生成りっぽいオフホワイトの生地を生産しており、ozieではこの生地を使用したワイシャツをネクタイができるホリゾンタルカラーで提供しております。
オフホワイトと言ってもスーツと合わせてしまえばそれほど生成りっぽさは感じません。
Reda Activeのウール100%を使用したワイシャツは、見た目に普通のワイシャツ生地を使用したシャツにしか見えないので、ジャケットのみならずスーツスタイルと相性抜群のワイシャツです。
スーツに合わせる秋冬用ワイシャツをお探しでしたら、このウール100%ワイシャツは一押しです。
暖かさとは関係ありませんが、お手入れがしやすいのもウールワイシャツの特徴の一つです。
本来ウール生地は水洗いすると縮むので水洗いはNGでしたが、ワイシャツ用で使われるウール生地はウオッシャブルで洗える仕様になってるものが多いのと、ウール特性でシワができにくいので、ご家庭でのお手入れが非常に楽なのも特徴です。
《③厚手のニット素材》
ozieでは秋冬にピッタリの厚手ニット素材を2024年段階では4種類販売しております。
下部写真のブルーとネイビーは見た感じデニム生地そっくりです。
起毛はしていませんが、生地が厚手でしっかりしているので、暖かみがあります。
オレンジのシャツはニットフランネルを使用しています。
なので厚みがあり、かつ起毛しております。
下部の写真を見ていただくとわかると思いますが、厚手生地なのに体にフィットした細身のスリムフィットで生産しております。
これはニット生地にはナチュラルなストレッチ性があるから。
体にフィットしていても伸縮性があるので、着心地抜群です。
また体にフィットしていて隙間がない方が保温性が高まるのもポイントですね!
ニット素材はウール以上に皺になりにくいので、ご家庭での洗濯やお手入れが非常に楽なワイシャツに仕上がることもお伝えしておきます。
厚手のニット生地は、見た目に普通のワイシャツ用生地よりカジュアル感があることから、スーツスタイルよりジャケットスタイルでコーディネートするほうがしっくりきます。
《④機能性素材 クールマックス・スーパードライ》
ozieではクールマックス スーパードライというポリエステル100%生地を使用したワイシャツを、たくさんの襟型で揃えております。
特徴的には先程挙げた通りで、肌触り的に暖かいというわけではなく、冬は保温性能が高まる素材であることに加えて、クールマックス本来の吸湿速乾機能がついていること。
更に皺になりにくいポリエステルを100%使った素材であるので、ネットに入れて洗って、洗濯終了後すぐに干せば、洗濯後のアイロンがけはほぼ必要なしという、保温性だけでなくお手入れがとても簡単であるのもポイント高いかなと思います。
吸湿速乾機能がついているので、冬場であっても洗濯後の乾きが早いのがいいところでもあります。
ポリエステルを使用した機能性素材に関しては、見た目的には普通のワイシャツ生地と何ら変わりがないため、ウール素材同様スーツスタイルのに合わせるのに最適な素材と言えます。
♦冬用ワイシャツのコーディネート一工夫:おしゃれに防寒する方法に防寒する方法
《①機能性インナーといっしょに着用して暖かみとスマートさをUP!》
秋冬用ワイシャツの下にヒートテックに代表されるような機能性インナーを着ることで、暖かさを高めながら見た目にシルエットを崩さないスマートな着こなしがで
きます。
《②カーディガンやベストを着用して保温性とオシャレ度をUP!》
カーディガンやベストを組み合わせることで、保温性とファッショナブルなスタイリングを両立させられます。
ポイントはジャストサイズのカーディガン・ベストを選ぶこと。
写真はオフホワイトのウールシャツにカーディガンを合わせたコーデ写真になります。
ビジネスシーンではオーバーサーズではなくジャストサイズがスタイリッシュに見えるコツであるのが一つと、隙間が少ない=保温性能が高まります。
《③ネクタイは起毛感あるウールタイがおすすめ》
暖かみのある秋冬用シャツにネクタイを合わせる場合は、起毛感があって季節感のあるウールタイがおすすめです。
ウールタイを合わせること自体は防寒対策にはなりませんが、見た目に暖かみと季節感を感じさせることができます。
他人から見て暖かみのあるコーディネートは見てる人に暖かさを共有することができます。
いかがでしたか?
ご自身のニーズに合った秋冬用素材を把握することで暖かさとデザイン性を兼ね備えたワイシャツをチョイスできれば、寒い冬のビジネスシーンを快適かつスタイリッシュに乗り切れます。参考にしてください。
♦まとめ
【冬用ワイシャツの選び方:素材に注目する】
◦ 綿の起毛素材:暖かさと見た目の柔らかさ=コットンフランネル・ビエラ
◦ ウール100%:保温性&上品な仕上がり=Reda Activeのウール100%
◦ 厚手のニット素材:ストレッチ性と暖かさの両立
◦ 吸湿発熱・速乾素材:汗冷えを防ぎ快適さUP=クールマックス スーパードライ
【コーディネート術:おしゃれに防寒する方法】
◦インナー&レイヤードスタイル
◦ ヒートテックで暖かさをプラスしシルエットを崩さない。
◦ カーディガンやベストで保温&おしゃれ度UP。
【 ネクタイ選び】
◦ 起毛感あるウールタイで季節感を演出。
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