2024.10.25
フォーマル・ビジネス=シーンを問わず活躍する上質ワイシャツの選び方とおすすめワイシャツ

 

もうすぐ11月ですが、結婚式が一番多く開催されるのが実は11月なんです。
結婚式が多いということは招待される方も当然一番多いのが11月ということになります。

フォーマルウェアの定義としてあるのは「普段の装いとは異なる、あらたまった場で着用する服装」です。
またフォーマルシーンでは「普段とは違う華やかなコーディネートで新郎新婦をお祝いする」といった意味合いも含まれます。
ですので、結婚式に参列する際のコーディネートで少しこだわるならば生地の良さは当然のこと、フォーマルにふさわしいディティールを兼ね備えたワイシャツを選ぶことで、普段の装いとは異なる、あらたまった場で着用するワイシャツで参列することができます。
ただ、結婚式に参列することはしょっちゅうあることでもないと思うので、せっかくフォーマルシーンで着用するワイシャツを購入したとしても、それをビジネスシーンで気軽に着用できるほうがいいですよね。

そこで今回は、結婚式にスーツで参列する際をメインとして、ビジネスシーンでここぞというシチュエーション=大事な会議とか面談とか=にふさわしいワイシャツの選び方と、その条件にピッタリと合うozieで販売しているおすすめワイシャツのご紹介をしたいと思います。
ですので、今回はフォーマルに重きをおいて、それがビジネスシーンでも着用できる、というくらいのバランス感で見てください。

 

♦動画目次

00:00 フォーマル・ビジネス=シーンを問わず活躍する上質ワイシャツの選び方とおすすめワイシャツ
03:11 フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその1
03:54 フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその2
06:46 フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその3
08:46 ozieで販売しているおすすめワイシャツ
15:26 まとめ

♦フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその1

《①見栄えの良い生地を使用していること》

見栄えの良さとは見た目に光沢感やソフト感を感じさせるような生地。
となれば細番手の生地を使用したワイシャツということになりますね。

ただフォーマルのルール的に、できれば表面に織り柄が入っていないツルッとした生地が理想ですし、入っていたとしてもあまり目立たず上品に見えるワイシャツが望ましいです。

♦フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその2

《②左胸にポケットがない方が望ましい》

なぜかといえば、フォーマルシーンでは基本ジャケットを脱いではいけないというルールがあります。
ヨーロッパではフォーマルシーンのみならず、日常でもジャケットを着用したら脱がないという暗黙のルールがあるくらいです。
なぜならばヨーロッパではワイシャツは日本で言うところの下着と一緒なので、ジャケットを脱いで下着一枚姿になるのがおかしい、という理由からです。
ポケット関係ないでしょとおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパでは下着にポケットは必要ないでしょ、という考え方です。
下着にものを入れるのはおかしいという考え方です。

ここは日本だから関係ないとおっしゃる方がいるかも知れませんし、それはそのとおりだと思うんですが、披露宴会場でジャケットを脱いでシャツ一枚姿でいるのは正直見た目にあまりいいものではないかなと思いますし、個人的には見たことがないような気がします。

かりに、ジャケットを脱がずにワイシャツの胸ポケットに携帯電話とか入れると、左胸部分がふくれて見た目にスタイリッシュじゃなくなってしまいます。
ことフォーマルシーンにおいてはワイシャツに限らずジャケットの内ポケットも同様の観点からできれば使わないほうがいいと思っています。

ozieのお客様でワイシャツはポケットありのほうがいいというご意見をいただく際の内容が「ワイシャツにポケットがないと、ワイシャツ一枚姿のときにものを入れる場所がなくて困る」というものが大半でした。
なのでフォーマルシーンでジャケットを脱がないと決めれば、ワイシャツの胸ポケットは使う必要がなくなるので、ここはルールとしてできれば守っていただきたいところです。
ということで個人的には胸ポケットはついていてもいいのですが、ワイシャツの胸ポケットは使わないようにしていただきたいなと思います。
ベストは、フォーマル上のルールを考えると、ワイシャツの胸ポケットはなしというディティールがいいかなと思っています。

ワイシャツのポケットある無しについての話は、過去に動画をUPしています。
ページ下部にご案内しておりますのでご興味あればご参照ください。

♦フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールその3

《③カフス型はダブルカフスが望ましい》

スーツ=略礼装での参列ではなく、正礼装や準礼装の場合はダブルカフスシャツを着用するのがルールになっています。
スーツで参列する場合は、はっきりとダブルカフスじゃないとだめ、と言われていることはないのですが、正礼装・準礼装の流れから、ダブルカフスシャツのほうがフォーマルシーン全般においていいかなと思っています。

日頃からダブルカフスシャツを着用している方は別として、普段ダブルカフスシャツを身に着けない方は、着用するだけで非日常感を演出することができるし、ご自身でもそれを感じると思います。
ということで、フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールを3つご紹介しました。

これら3つのディティールは、ビジネスシーンでも当然OKです。
むしろこれだけのディティールを持ったワイシャツは通常のビジネスシーンで着用するのは当然ありなんですが、ここぞという席=例えば重要な会議や商談で自身がプレゼンしないといけない時に着用するのが個人的におすすめです。
普段あまり着用しないフォーマルシーンで使える上質ワイシャツを身につけることで背筋がピッと伸びて、自分自身にスイッチをいれてパフォーマンスを上げるようなシャツとして使っていただけたらいいなと思っています。

♦ozieで販売しているおすすめワイシャツ

今回はフォーマルシーンメインで、ここぞという時のビジネスシーンで着用するワイシャツ選ぶ際に望ましいディティールについて3つお話しましたが、そもそもそういうワイシャツってあるんですか?と問われればあります。
120番手双糸のプレミアムコットンを使用したワイシャツです。

若干100番手双糸のプレミアムコットンを使用したシャツもありますが、大半が120番手双糸でダブルカフスシャツはワイドカラー・ホリゾンタルカラー・レギュラーカラーで白・水色・クレリックでご用意しております。

クレリックってフォーマルシーンで正礼装に使えるくらい敷居の高いシャツですが、ビジネスシーンでもダークスーツに合わせると、非日常感も相成って格式高く見えるシャツなんですが、それがあってバリエーションに必ず加えるようにしています。

これらのシャツに使用している生地の見栄え肌触りは細番手の120番手双糸を使っていることもあって胸を張っておすすめできますし、すべてポケット無し、ダブルカフス仕様と、両用で使うワイシャツとしてのディティールをすべて兼ね備えています。

また、生地の種類はフォーマルをメインで考えてブロード、遠目から見たら無地にしか見えないくらいのバイアス上に細かい織柄の入ったマイクロツイル、全体的に細かい織柄の入った光沢の強いロイヤルオックスフォード、とozieでおなじみの定番的素材ばかり!
ということで当然ビジネスシーンでも大活躍です。

ただ、高番手のいい生地というのは実はシワになりやすいんです。
高番手の生地に使っている糸は細いので、一度シワが付くとアイロンでシワを取るのがけっこう大変だったりします。
フォーマルシーンでたまに使う分にはクリーニングに出せばいいかもしれないけど、通常のビジネスで使うのにしょっちゅうクリーニングに出すのはちょっと、という方多いかもしれません。

そのウィークポイントを解消するべく、120番手双糸の生地にイージーケア加工を施し、洗濯後のアイロンがけを楽にしています。
普通は120番手双糸の生地にイージーケア加工を施すことは殆どありませんが、ozieで販売している120番手双糸の生地はオリジナルの別注生地が多く、これら別注生地にはすべてイージーケア加工を施しています。
形態安定加工ではなくイージーケア加工なのは120番手双糸の生地の風合いを活かすためです。

ですが私はこのシリーズの商品を好んでよく着用しており家で洗濯していますが、洗濯ネットに入れて洗うだけで他の衣類と絡まなくなり、そのままでもシワが気にならず、アイロンがけをせずに着用することがほとんどです。
※シワの許容範囲は個人差がありますので、この点はご了承ください。

なので今回ご紹介しているシャツはフォーマル・ビジネス両用で着用できるディティールを備えつつ、日常使いをしても洗濯後のお手入れが楽という利便性を兼ね備えたワイシャツになっております。

120番手双糸と言った良い生地の特徴や120番手双糸の生地を使ったozieオリジナルシャツの詳しい説明については、過去に別の動画で詳しくご紹介しています。
イージーケアと形態安定の違いについても過去動画があります。すべてページ下部にご案内しておりますのでご覧ください。

最後にイージーケア加工を施した120番手双糸を使用したポケット無しのワイシャツは、ダブルカフスのみならず、ほとんどの襟型で生産しております。
ノーネクタイ専用のイタリアンカラーシャツでも生産しているくらいです。
なのでタイドアップからノーネクタイ、ダブルカフスからシングルカフスまで色々なバリエーションで販売しております。

本格仕様かつお手入れが楽な上質ワイシャツは、世の中的にあまりないジャンルなのですので、是非バリエーションをご覧になってください。

♦まとめ

【フォーマル・ビジネス=シーンを問わず活躍する上質ワイシャツの選び方】
フォーマルシーンで望ましいワイシャツのディティールを取り入れたワイシャツを選べば、両用で使えます。

①見栄えの良い生地=高番手の生地を使用している
②左胸にポケットがないワイシャツ
③カフス型がダブルカフスであること

♦関連商品・動画紹介

⇒ 上質素材のダブルカフスシャツ商品一覧

⇒ 上質素材のシングルカフスシャツ商品一覧

⇒ パーティーシーン等でノーネクタイで着用する襟型(ウールシャツを一部含んでいます)

⇒ 胸ポケットのあるワイシャツ、無いワイシャツどちらがお好み?(動画)

⇒ いいシャツ生地って丈夫でしっかりしているんですよね? 2019年秋冬版(動画)

⇒ バリエーション豊富!プレミアムコットンの120番手双糸使用生地シャツ 2019年秋冬版(動画)

⇒ イージーケア加工と形態安定加工の違いって何ですか?(動画)

 


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