2024.10.04 / 結婚式の二次会に参加する際の服装ですが、どこまで着崩していいですか?
今まで結婚式や披露宴と言った、きちんとした正式なセレモ二ーシーンに参列する際の服装については、過去たくさんの動画をUPしております。
フォーマルのコーディネートを集めた再生リストにしてありますので、そちらをご覧いただければわからないことはほぼないと思います。
ですが、結婚式の二次会に参加する際の服装について過去お話したことが一度もありませんでした。
フォーマルのルールをある程度鑑みたうえで、結婚式の二次会に参列する際の服装をどこまでおしゃれにしていいか?=崩していいかをメインに今回はお話したいと思います。
前もってお伝えしておくと、結婚式の二次会には基本フォーマルのルールはありません。
なので今回どこまでおしゃれに着崩すか?というアドバイスは、完全に私の個人的な考えでお話しているということを前提としてお伝えしております。
目次
♦動画目次
00:00 結婚式の二次会に参加する際の服装ですが、どこまで着崩していいですか?
01:42 結婚式二次会にどんな服装で参列すればいいのか?
06:43 二次会で着用するスーツやジャケット
10:55 二次会で着用するインナー
12:12 二次会で着用するネクタイ
12:46 シャツ・ネクタイの色に関して補足
14:35 二次会で着用するシューズ
18:04 まとめ
♦結婚式二次会にどんな服装で参列すればいいのか?
披露宴ほどカチッとしていなくていいと思います。
二次会はお祝いの場であり、ある意味出会いの場でもあると個人的には思っています。
新郎新婦のお祝いがメインなのは当然ですが、それと同時に独身の方はおしゃれにコーディネートして自分をいい意味でアピールするチャンスとも言えると思います。
もう20年近く前によく参加してた時のことを思い出しながら、フォーマルのルールをある程度鑑みたうえで、結婚式の二次会に参列する際の服装をどこまでおしゃれにしていいか?=崩していいかをメインに今回はお話したいと思います。
前もってお伝えしておくと、結婚式の二次会には基本フォーマルのルールはありません。
なので今回どこまでおしゃれに着崩すか?というアドバイスは、完全に私の個人的な考えでお話しているということを前提としてお伝えしております。
先ほど20年近く前によく二次会に参加していたと言いましたが、私から見て以前のほうがフォーマルのルール自体は保守的でした。
今のほうがかなり緩やかになっていると個人的に感じていますので、そのあたりは信用してご覧頂いて大丈夫かと思います。
基本ルールはないと言いましたが、もしあるとすれば招待状や案内に「平服でお越しください」と指定があった場合はルールがあります。
過去の経験上、結婚式の二次会で平服を指定されることは殆どないと思います。
もし平服を指定された場合、考えられるのは二次会といえども高級感あふれる会場で開催されることが考えられます。
平服を指定された場合は、ダークスーツでお越しくださいという意味なので、ネイビーやチャコールグレーと言ったダークスーツにワイシャツ+ネクタイをして参加するようにしてください。
平服の場合は、披露宴でスーツに参加する際と同じコーディネートをと考えていただければいいですが、二次会の場合は個人的には派手に見えなければブルー系のシャツや、少し明るめのネクタイを身に着けておしゃれにしていいと思います。
シューズも黒のみならずブラウンもOKです!
ダークスーツをタイドアップで、品よくおしゃれに見せることを念頭にコーディネートしてください。
”スマートエレガンス”というドレスコードを指定された場合も、同様にお考えください。
他、ドレスコードの指定があるとすれば”スマートカジュアル”ですが、このドレスコードはジャケットスタイルがメインで、その他はあまり決まりがなく、TPOに応じて変化するというドレスコードなので、おそらく二次会では指定されないと思いますが、もしあった場合は、これからお話することと同じ考え方でOKです。
♦二次会で着用するスーツやジャケット
スーツやジャケットについては、このいずれかは着用したほうがいいと思います。
何でもありということで言えば例えば高級感あふれるレザーのブルゾンでおしゃれに見せたい、というのもルールがないのでありといえば有りですし、過去そういうスタイルで参加さている方を見ましたが、逆にやりすぎ感・気合入っている感がでてしまう気がします。
普段からそういうスタイルだったとしても、二次会とはいえセレモニーシーンの一種ではあるので、スーツ・ジャケットスタイルでスタリッシュにコーディネートしていただきたいです。
披露宴の服装と差をつけるならば、ブラウンやベージュと言ったスーツを着用してもいいですし、個人的に披露宴であまりおすすめしていないブラックスーツも、礼服っぽくないちょっとデザインの入ったブラックスーツは二次会では逆におすすめです。
《ブラウンスーツ》
《ベージュスーツ》
《ブラックスーツ》
形で崩すという意味では、本日動画で私が着ているようなシングルのピークドラペルのスーツジャケットは個人的におすすめです。
ジャケットも同様に何でもありですし、ここは振れ幅が非常に大きいですが、フォーマルマナーの大前提として主役(新郎)より目立たないということは念頭に置いてコーディネートしてください。
秋冬でフォーマル感を出しつつおしゃれにといえば、一例として別珍=ベルベット風の黒や紺のジャケットとかは二次会に最適かと思います。
またスーツ・ジャケットともに表地と生地や色柄の異なるオッドベストを着用するとよりスタイリッシュに見えます。
ジャケットスタイルの場合は、パンツも考えなければいけませんが、個人的にはショートパンツ以外は何でもありです。
ウールパンツは当然のこと、綿のパンツも折り目の入ったドレッシーなものであればいいですし、なんならジーンズもOKだと思います。
ただジーンズをあわせる場合は、色落ちの少ないきれいめジーンズを合わせるようにしてください。
穴が空いたり色落ちの激しいダメージジーンズは、清潔感に欠けるのでフォーマルシーンには不適切だと思いますのでNGです。
♦二次会で着用するインナー
スーツやジャケットの内側に着用するものとしては、これもルールがありません。
ないという点でTシャツ等のカットソーやニットでもいいですし、過去そういうスタイルで参加されている方もいらっしゃいましたが、個人的にはカジュアルすぎて日常感がでてしまい、お祝いの席の華やかさが感じられにくくなってしまうので、ここはワイシャツを着用してほしいところです。
披露宴に参加する際は白もしくは水色、またはクレリックシャツを着用してくださいとお伝えしていますが、二次会はワイシャツの色柄は何でもいいです。
むしろ二次会だからこそ、ブラックやネイビー、赤といった色物にチャレンジしてみるのもありかと思います。
♦二次会で着用するネクタイ
ネクタイに関しては、着用してもしなくてもOKです。
二次会の場合は、逆に身に着けても良いネクタイの種類が増ると考えていただければ良くて、通常のネクタイのみならず、蝶ネクタイやアスコットタイもありです。
ノータイでもいいですし、ここぞとばかりに普段はあまり身に付けない好みのネクタイをコーディネートしてください。
♦シャツ・ネクタイの色に関して補足
シャツ・ネクタイの色に関して補足すると、披露宴の場合は黒はNGですが、二次会はありです。
二次会であっても黒のネクタイやシャツはNGと書いている方がいらっしゃいますが、個人的にはルールがないので全然OKという考え方ですし、実際着用している方は多いです。
実際結婚式の二次会で黒ネクタイや黒シャツを身につけていて、注意する人はいませんよね。
むしろこういう席にこそ、黒シャツ・ネイビーシャツ・黒ネクタイはアバンギャルドかつスタリッシュに見せる際にを発揮すると思っていますので積極的に活用してください。
ポケットチーフをジャケットの胸ポケットに挿すのもおすすめです!
披露宴の際は白無地一択ですが、二次会の場合はネクタイ同様色柄何でもOKです。
特にノーネクタイの場合は、明るめのポケットチーフをして、華やかに彩るのもありかと思います。
黒ネクタイをビジネスシーンで使うのはアリですか?という動画のリンクをページ下部にご案内しておりますのでご覧ください。
♦二次会で着用するシューズ
やはり革靴で二次会に参加しましょう。
レザーのスニーカーもありですが、革靴のほうがエレガントです。
披露宴の場合は黒のストレートチップ、もしくはプレーントゥと色形が決まっていますが、二次会はこれらに加えてスリップオンやモンクストラップ、秋冬であればブーツタイプもOKです。
色も黒のみならず、茶色やネイビーなど、何でもOKです。
全体のスタイリングを考えて色や形を選んでください。
以上になります。
ドレスコードの指定がなければ、ルールがないだけに何でもOKの二次会スタイルと言えるかもしれません。
ですが、セレモニーシーンの一つと考えて、披露宴ほどがちがちにならず、新郎より目立たず、今回お話した内容を念頭に置いておしゃれに華やかにスタイリッシュに着崩すかがポイントかと思います。
今回お話した中でスマートカジュアル、というドレスコードがでてきましたが、これにについては過去に季節別に2本動画をアップしております。
ジャケットのコーディネート例をご紹介しています。
これらと今回の動画を照らし合わせてみていただくと、二次会の服装の最適格が見えてくると思います。
ページ下部にリンクをご案内しておりますので併せてご覧ください。
♦まとめ
《結婚式の二次会に参加する際の服装ですが、どこまで着崩していいですか?》
【基本】結婚式の二次会には基本フォーマルのルールはありません。ですが、ドレスコードの指定があった場合は従うこと。
①スーツやジャケットについて、基本は着用すること。
②ジャケットスタイルの場合のパンツはショートパンツ以外は何でもありです。
ウールパンツは当然のこと、綿のパンツも折り目の入ったドレッシーなものであればいいですし、なんならジーンズもOK。
③ルールがないという点でTシャツ等のカットソーやニットでもいいですが、基本はワイシャツを着用するのがベター。
④シューズはレザーのスニーカーもありですが、革靴のほうがエレガントです。
型・色・素材は何でもOKです。
♦関連商品・動画紹介
⇒ 黒ネクタイをビジネスシーンで使うのはアリですか?(動画)