2024.06.22
涼しいワイシャツありますか?2024年版

 

「涼しいワイシャツありますか?」
最近ネットでもリアルでもこの質問が本当に多いです。
ここ数年、夏が暑すぎですからね。

ショールームがあるここ東京は夏場は熱帯地方かと思うくらいの蒸し暑さ。
先日シンガポールからこのショールームにいらした方がシンガポールより蒸し暑いかもとおっしゃってました。なので「涼しいワイシャツがほしい」というお客様の気持は良くわかります。

過去夏素材をテーマにした動画をたくさんUPしてまいりましたが、直球勝負で涼しいワイシャツについてお話しました動画は数年前に1-2本あるかないか。
なので、今回は「涼しいワイシャツはありますか?」2024年版ということでお話いたします。

 

♦動画目次

▼目次
00:00 涼しいワイシャツありますか?
02:40 涼しいワイシャツの共通点
07:10 オジエおすすめの涼しいワイシャツ①
10:37 オジエおすすめの涼しいワイシャツ②
13:05 オジエおすすめの涼しいワイシャツ③
16:03 まとめ

♦涼しいワイシャツの共通点

「涼しいワイシャツはありますか?」と聞かれたらどう答えるかですが、「はい、あります」と答えます。
個人的に涼しいワイシャツの種類としては2種類ですが、プラスでもう一種類ご紹介します。
その前に着用していて涼しいと感じるワイシャツにはいくつか共通点がありますのでご紹介します。

 

【涼しいワイシャツの共通点】

①風通しがいいこと

風が吹いたらシャツ越しに風が体を抜けるように通ったら涼しいに決まってますね。
ただし、風通しがいい素材は生地が薄かったり透け感がある素材が多いです。
昨今では透け感がある素材は避けられる傾向にありますが、これはあるものを用意し、身につけることでバッチリ対策ができます。
それは”ベージュの下着を身につけること”です。
暑い夏場のワイシャツの下に下着を着用されない方は少ないと思いますが、色をベージュにすることでメリットがあります。

画像は透け感がある素材の代表格=リネン100%の白無地シャツですが、ベージュの下着を着た時と着ていない時を比較したものです。
ozie|オジエ 麻シャツ着用・下着の未着用と着用の透け感の比較

ベージュの下着を着用すると透け感がなくなるだけでなく、下着を着ているのも目立たなくなります。
涼しいワイシャツの透け感が気になる方はベージュの下着をセットでご用意くださいませ。

 

②生地に張りがあって汗をかいた時に肌にベタッと張り付きにくい=肌離れがいいこと

私共はこういう素材をシャリ感のある素材と言ったりしますが、涼しいワイシャツにはシャリ感のある素材が使われています。

今回ご紹介する涼しいワイシャツはすべて天然繊維ですが、シャリ感のある天然繊維は張りがある=少し硬めの素材が多いです。
例えば天然繊維の代表格=綿100%はイメージ的に柔らかくてソフトなイメージがあると思います。
こういうタッチの綿100%は肌触りはいいですが、涼しいか涼しくないかで言ったら涼しくありません。
涼しいワイシャツはシャリ感があってやや硬めの素材を使用している、と思ってください。

お伝えした2点が共通点になります。

今回ご紹介する涼しいワイシャツ2種類+1種類にはこの2点の共通点がありますが、それぞれ共通点に強弱があります。

なのでこの2点の共通点を念頭に置いたうえで涼しいワイシャツ各種のお話を聞いて下さい。

♦オジエおすすめの涼しいワイシャツ①

《「からみ織り」生地使用ワイシャツ》

ozie|オジエ からみ織シャツ生地

2点の共通点すべてにおいて絶対の自信を持っておすすめできるワイシャツです。
まず風通しの良さを実現させているのがメッシュ状に織り込まれた素材。
目が粗くメッシュ状になっているがゆえに、風が吹くと風が体を抜けるように通ります。
汗ばんだ時に風が吹くと天然のクーラーを身にまとっているかのごとくです。

また、シャリ感も非常に強いので、肌離れは抜群です。
汗をかいてもベタッと張り付かないですし、メッシュ状の隙間から汗が逃げていく感さえあるくらいなので、汗じみもあまり気になりません。

いい事尽くしのからみ織りですが、ウィークポイントを上げるとすれば、透け感があります。
生地が薄いわけではなく、意外としっかりしているのですが、メッシュ状になってるので透け感が気になるかもしれません。
私は素肌で着ていて気にならないのですが、気になる方はベージュの下着をセットでご用意下さい。

ozie|オジエ からみ織生地シャツ・下着未着用と着用の比較

あともう1点、それはシャリ感が強い=生地がやや硬めということ。
ozieで販売しているからみ織り生地使用ワイシャツはほとんどが綿100%ですが、シャリ感が非常に強力です。
なので綿100%=ソフトと思っていらっしゃる方は抵抗があるかもしれません。

しかし、それがあって涼しいのと、シャリ感があることでの利点は、洗濯後のシワができにくいこと。
そもそもメッシュ状になっていてシワが目立ちにくいところシャリ感があるやや硬めということでシワができにくい素材になっています。
家庭洗濯の際に洗濯ネットに入れて洗えば、特に形態安定加工がかかっているわけではありませんが、洗濯後のシワは気にならないと思います。
(シワの付き方の許容範囲は個人差がありますので、この点ご了承ください)
私はからみ織りシャツを愛用しておりますが、過去一度もアイロンがけをしたことがないので、これが言えます。

♦オジエおすすめの涼しいワイシャツ②

《アイスコットンシャツ

ozie|オジエ アイスコットンシャツ生地の1例とタグ

アイスコットンは綿100%の天然素材ですが、通気性はからみ織りには正直劣ります。
ですがそれを補って余りある利点があります。
それは”接触冷感素材”であるということ。

生地の構造上、シャリ感が強く着用時の肌離れがいいだけでなく、着用した時に少しひんやり感じる素材です。
からみ織りにはこの接触冷感効果はありません。
接触冷感を謳うには、試験をクリアしなければなりませんが、アイスコットンはその試験をクリアしています。

通常接触冷感素材はレーヨンやキュプラと言った素材がメジャーですが、綿100%で実現させているのはアイスコットンのみです。
ワイシャツ生地に適した綿100%を使用していて、生地がしっかりしているので、通気性という綿ではからみ織りより正直劣りますが、透け感はからみ織りより少ないです。
ですので、からみ織りとの比較で言えば、透け感が気になる方にはアイスコットンはおすすめです。

また、洗濯後のシワの付きにくさは、からみ織りとほぼ同等!
アイスコットンも個人的に愛用していますが、これもアイロンがけをしたことがありません。
(シワの付き方の許容範囲は個人差がありますので、この点ご了承ください)

♦オジエおすすめの涼しいワイシャツ③

《リネン100%のワイシャツ》

リネン100%のシャツをワイシャツと言っていいかは素材の観点から、またどんな職場でも着用できるかと言えばそうではないと思うので私も迷うところですが、襟の構造は立ち襟でワイシャツの仕様になっているので今回はプラスアルファで涼しいワイシャツとしてご紹介します。

もしお勤め先でリネン100%シャツを着用できるならば、生地が薄くやや張りのある素材感から通気性とシャリ感はからみ織りにも負けない、なんなら今回ご紹介する中でも随一と言ってもいいくらいです。

ただ、生地が薄いため吸汗性能が低く、汗をかいたときに生地が肌にくっつくところがあります。
また、白無地は透け感があるところがウィークポイントです。

しかし麻は全繊維中速乾性能NO.1。
汗をかいても驚くほど速いスピードで乾くので、すぐにサラッとしたシャリ感が戻ってきます。
また、透け感対策でベージュの機能性下着を併用すれば全く気にならないと思います。

皺になりやすいのはビジネス上ウィークポイントと言えるかもしれませんが、これは麻の特性・味というところでお考えいただければいいかと思います。

この皺ができやすいのが一押しできない理由でもあります。
ただ昨今ここショールームにいらっしゃるお客様のお話を伺っていると、リネン100%シャツを出勤時に着用するという方が非常に増えてきており、素材別の人気度合いで見るとリネン100%がダントツ人気ですので今回プラスアルファでご紹介いたしました。

以上でございます。

プラスアルファでご紹介したリネン100%シャツはご存じの方も多いと思いますが、からみ織り生地使用ワイシャツとアイスコットンは涼しいワイシャツとしての知名度がまだそれほどないと思いましたので、今回改めてご紹介いたしました。

涼しいワイシャツ探しの参考にしてください。

♦まとめ

▼涼しいワイシャツはありますか?
→個人的にはありますとお伝えします。

▼涼しいワイシャツの共通点
①風通しがいいこと
②生地に張りがあって汗をかいたときに肌にベタッと張り付きにくい=肌離れがいいこと

▼これらを兼ね備えた涼しいワイシャツ3種類
①からみ織り生地使用ワイシャツ
②アイスコットン
③リネン100%使用シャツ

♦関連商品・動画紹介

⇒ からみ織り生地使用シャツ

⇒ アイスコットン使用シャツ

⇒ リネン100%シャツ

 


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