2024.06.03 半袖ワイシャツはありかなしか?~半袖ワイシャツを選択・着用する際の注意点
このテーマはワイシャツの下に下着を着るか着ないか?くらいよく議論されるテーマです。
半袖シャツはカッコが悪いとか、威厳がない=経営者や管理職は着用しないほうがいいなどいろいろな意見があります。
しかしながら、最近の関東・関西の真夏の気候は熱帯地方並み。
夏に関西行くと、関東以上に暑くて半袖シャツ着用の方を多く見かけるのも納得できます。
そんなことからも半袖シャツがカッコ悪いとか、欧米のルールからしたらどうかとは個人的には言えないですし、いいか悪いとか判断できません。
事実下着に関してはワイシャツの下に下着を着るのは洋装のルールとしておかしいという意見が10年以上前は多かったですが、日本の夏場は大半の方が下着を着用されていると思います。
ですので結論をいうと、半袖ワイシャツがありかなしかは個人的にジャッジできないしするつもりもありません。
「半袖ワイシャツはありかなしか?」というテーマについては、ありかなしかというより、熱帯地方ばりに暑い日本の夏で半袖シャツを着用しないという選択肢はゼロではないという観点から、半袖ワイシャツを少しでもスタイリッシュに着用する・シャツ選びをする際の注意点についてお話します。
目次
♦動画目次
00:00 半袖ワイシャツはありかなしか?~半袖ワイシャツを選択・着用する際の注意点
03:08 ポイント①勤め先で半袖シャツを着用してもいいかどうか?
06:57 ポイント②サイズ感が非常に重要
10:11 ポイント③仕様にこだわる
12:16 ポイント④下着を着用しているのがなるべくわからないようにする
13:51 ozieの半袖シャツはどうか?
16:16 まとめ
♦ポイント① 勤め先で半袖シャツを着用してもいいかどうか?
勤め先で着用して良いかどうかが重要です。
オフィスウェアが軽装化している中で恐らく半袖シャツをNGにしているところはないと思いますし、社内で着用している人がいるならば問題なし。
同様にジャケット着用必須かどうか?
着用必須の場合は、基本は半袖シャツはやめたほうが良いと思います。
暗に長袖シャツを着用しなさいと言っているようなものに感じるからです。
というのはジャケット着用時はジャケットの袖口からワイシャツの袖口が1cm前後覗くのが作法のように言われていることです。
この観点から見てもジャケット着用を義務付けられているということは、暗に半袖NGを言われているようなものかなと思います。
次に着心地の面でいうと、以前からあるスーツのジャケットや単品ジャケットは、袖の内側に裏地がついています。
暑い夏に半袖シャツを着用しその上にジャケットを羽織って外出すると、露出している腕と裏地がくっついて気持ちが悪いですし、裏地が汗で汚れて清潔とは言えません。またそのまま放置はまずいと思います。
取引先に入る前に着用するという場合でも同様かと思います。
という観点から、ジャケット着用義務の場合は半袖シャツは着用しないほうがいいと思いますが、袖口からシャツがでなくてもいいということでしたら、この場合のジャケット選びのおすすめがあります。
それは家庭で洗えるジャケット=ウオッシャブルのジャケットを選ぶこと。
なぜならば、これらのジャケットは裏地がついていないので、着心地が極端に悪くなることがないですし、袖の生地に汗がついても帰宅したら洗えばいいからです。
ただこの手のジャケットはパットも入っておらず裏地が一切ついていない一枚仕立てのカジュアル仕様のものが多いので、そういうジャケットを着用しても良いかどうかに限られます。
♦ポイント② サイズ感が非常に重要
半袖ワイシャツはサイズ感が長袖シャツ以上に重要です。
大きめは長袖以上に野暮ったく見えます。
またピッタリしすぎるとやり過ぎ感があるし、女性は目のやり場に困るかもしれません。
身幅は長袖シャツと同じでいいと思いますが、サイズ的に気をつけていただきたい部位があります。
半袖ワイシャツがNGとは思いませんが、見た目にNGな半袖ワイシャツはあると個人的に思っています。それは以下のようなものです。
【見た目にNGな半袖ワイシャツの特徴】
・袖丈が長い
・半袖の口が大きい
極端すぎますが、画像のような半袖ワイシャツはNGです。
これは全体的に大きいので、そもそものサイズ感がNGですが、袖丈が長く、袖口が大きいと不格好というイメージはなんとなくわかっていただけるかなと思います。
半袖ワイシャツは適当に選ぶと、この袖丈が長く、袖口が大きい半袖シャツに当たることが多いです。
なので半袖ワイシャツはことサイズ感に気をつけて購入しましょう。
ではどれくらいのサイズ感がいいのか?
【半袖ワイシャツのおすすめなサイズ感】
袖口に関しては明確にどれくらいとは言えませんが、動きづらくない程度の細めがおすすめです。
袖丈に関しては肘から6−7cmくらい上に袖口が来る長さがおすすめです。
短すぎるとカジュアル感が出すぎてしまうので、注意が必要です。
半袖ワイシャツは袖丈の長さ・袖口の大きさが肝であるということを覚えておいてください。
【半袖ワイシャツのサイズ選び】
サイズ選びに関しては、半袖ワイシャツはネクタイをしないという前提で考えるならば、従来の首回りや裄丈から選ぶのではなく、”横幅のフィット感に合わせてサイズを選ぶ” でいいと思います。
ただ首回りと横幅はある程度マッチするところがあるので、首回りがわかっている方がサイズ選びはしやすいとは思います。
♦ポイント③仕様にこだわる
【襟型】
個人的に思うことですが、半袖ワイシャツにネクタイはあわないと思っています。
なのでノーネクタイで着用すること前提で襟型を選ぶのがおすすめです。
半袖でレギュラーカラーや普通のワイドカラーはおすすめしません。
一般的にはボタンダウンですが、もしワイドカラーが良ければ広角に開いた、襟開きのきれいなホリゾンタルカラーがオススメです。
ozieではノータイ専用のイタリアンカラーシャツ3種類=スキッパータイプ・ボタンダウンタイプ・ワイドカラーで半袖ワイシャツをご用意しております。
【袖口の仕様】
袖口の仕様は、細めのほうがいいです。
ですが細すぎると動きが悪くなるので適度な大きさが良いのですが、寸法的にすごく細くなくても細く見える仕様があります。
それは袖口に折り返しをつけること。
仕様的にはターンバックといいますが、折り返しをつけることで視覚的に細く見えます。
半袖口をターンバックにするのは手間的にもコスト的にもかかるものなので、この仕様になっていない半袖シャツが多い印象ですが、ozieはシャツ生地を使用した半袖ワイシャツはすべてターンバックになっています。
♦ポイント④下着を着用しているのがなるべくわからないようにする
半袖ワイシャツはシャツ一枚で着用することが基本かと思われます。
ワイシャツ一枚で着用していて、透け感があったり汗染みがあると悪い意味で目立ちますし、女性から見たら目のやり場に困るかもしれません。
ですのでいろいろな観点から半袖ワイシャツの場合は機能性下着の着用が基本と考えたほうがいいでしょう。
もちろん強制ではありません。
下着着用の際は、できる限りシャツ越しに下着が目立たないほうがスタイリッシュと言えます。
ワイシャツ越しに目立たない下着と言えば、肌の色に近い色の下着を選ぶ=ベージュの下着を選ぶことが1つと、半袖ワイシャツの場合は第一ボタンを開けて着用することが基本ですので、形はVネックのものを選ぶことが基本となります。
ozieではこれらの条件を満たしたグンゼの下着を販売しています。また、下着の詳しい選び方については過去に撮った動画があります。
ページ下部のリンクよりご覧ください。
♦ozieの半袖シャツはどうか?
ozieでは沢山の半袖ワイシャツを販売しておりますが、まず襟型は先程も申し上げましたが、ノータイ専用のイタリアンカラーシャツ3種類=スキッパータイプ・ボタンダウンタイプ・ワイドカラーと、リネンの白のみですがスタンドカラーでも販売しております。
素材に関してはドライ加工を施したクールマックスの形態安定素材を使用したものと、通気性・吸湿速乾性能が高く伸縮性に富んだニット生地を使用した2種類の半袖ワイシャツがあります。
ニット生地はナチュラルなストレッチ性があることもあって、全体的に細身に作っており、袖口はかなり細めにしてあります。
クールマックスの形態安定素材を使用している半袖シャツは普通のシャツ生地のため、ストレッチ性がないこともあるので、袖口をターンバックにして視覚的に細く見えるような仕様にしております。
2024年5月次点で70種類以上ご用意しており、毎年ほぼ同じくらいのバリーエーションの半袖ワイシャツをご提供しております。
♦まとめ
▼半袖ワイシャツはありかなしか?
熱帯地方ばりに暑い日本の夏で、半袖ワイシャツがありかなしかは個人的にジャッジできないしするつもりもありません。
▼半袖ワイシャツを少しでもスタイリッシュに着用する・シャツ選びをする際のポイント
1.勤め先で半袖シャツを着用してもいいかどうか?
2.サイズ感が長袖以上に重要
3.仕様にこだわる
4.下着を着用しているのがなるべくわからないようにする
♦関連商品・動画紹介
⇒ ozieで取り扱っている半袖ワイシャツ一覧ページ(下着もこちらのページに掲載しております)
⇒ シャツの下に着用するベストなインナー(下着)は?(動画)