2024.05.02 ワイシャツの下に下着を着るか着ないか?着用する場合のおすすめの下着は?
2024年の4月はじめにInstagramに「ワイシャツの下に着るインナーに丸首はあり?」というテーマでリールをアップしました。
そうしましたら、今までアップしたリールの中で一番見られているリール動画になってます。
どういう内容かというと、実際お客様からあった質問で「ワイシャツの下に着る下着はVネックのものが多いですが、丸首でもいいですか?」というものにお答えしたものです。
どういう答えをしたかというと、まず場合によってはありだということ。
どういう場合にありなのかと言えば、ネクタイをして第一ボタンを締めている時です。
こういうときにVネックの下着を着ると、ワイシャツが白無地の場合、Vが透けて見えやすいからです。
ですが、下着を丸首にするとワイシャツの首回りに沿うので、下着が透けて見えにくくなるからありです、と言いました。
ノーネクタイの時は第一、もしくは第二ボタンまで開けて着用するのが普通かと思いますが、この場合は丸首の下着を着用しているとワイシャツから下着が見えてしまうので、なしですというお話もしました。
このリール動画に特定のコメントが入っていました。
それは「ワイシャツの下にインナーは着ないのが基本」というようなものでした。
2010年以前は、日本において夏場にワイシャツの下に下着を着用するかしないか?という話題は夏前になると毎年のように議論されていましたが、昨今このテーマは話題にならなくなっているなと私は思っています。
ですが、今回リール投稿にそのようなコメントが入ったので、改めてワイシャツの下に下着を着るか着ないか?と下着を着用する場合はどんな下着が良いか?についてお話いたします。
目次
♦動画目次
00:00 ワイシャツの下に下着を着るか着ないか?着用する場合のおすすめの下着は?
04:01 結論
04:39 以前はなぜ夏場にワイシャツの下に下着を着るか着ないかが議論されていたか?
06:56 現状はどちらが多いか?
09:49 下着を着用する際、どんな下着が理想的か?
14:23 まとめ
♦日本において、ワイシャツの下に下着を着るか着ないか?
私が考える結論としては「各個人の自由」と思っています。
ちなみに私はどちらかというと、基本はワイシャツの下に下着は着用しません。
しかし7月の梅雨明け以降9月の残暑が厳しいときまでは、下着を着用することがありま
す。
♦以前はなぜ夏場にワイシャツの下に下着を着るか着ないかが議論されていたか?現状は?
そもそも以前はなんで夏場にワイシャツの下に下着を着るか着ないかが議論されていたか?
それはワイシャツ=ドレスシャツ発祥の地ヨーロッパではワイシャツは下着という立ち位置だからなんです。
ワイシャツの下に下着を着用しないのが基本、とか着用するのはNGとおっしゃっている方は欧州におけるワイシャツの立ち位置をよくご存知の方なんですね。
また、ヨーロッパは乾燥しているので、暑くてもカラッとしておりあまり汗びっしょりになることがないという点もあります。
2010年以前は、
このワイシャツの立ち位置のことをご存じの方が多く、しかしながら高温多湿の日本で夏場にワイシャツを素肌に着用すると汗をかいた際に肌に張り付いて気持ちが悪い、汗で濡れたままなかなか乾かず不快な思いをするし不潔、さらに汗じみがワイシャツ越しに目立ってみっともないという思いをされる方が非常に多く、ワイシャツの下に下着を着用するかしないかがネット上で議論されていたんです。
しかしながら今はどうか?
個人的にはワイシャツの下に下着を着用する方が圧倒的に多く、むしろワイシャツの下に着用するのが当たり前くらいの感じなのではないかなと思います。
どうしてこの様に変化していったかと私なりに推測しますと、一つは夏場の蒸し暑さが2010年以前と比較にならないくらいすごいこと。
夏場はワイシャツ一枚で外を歩いていても汗びっしょりになってしまうことが当たり前の中で、不快感や見た目のことを考えれば下着を着用しないという選択肢は無しかなと思いました。
関係ないとすれば常時車で移動している方や気温が低めの地域にお住いの方くらいでしょうか。
さらに、下着を着用するのが当たり前になってきたのには、男性でも乳首が透けて見えるのが嫌だと思う方がエチケットの観点からも増えていることがあげられるかと思います。
白無地のワイシャツは、いくら生地がしっかりしていても、全く透けない白無地ワイシャツはありません。
そうしたときに乳首が透けて見えるのが恥ずかしいとか、エチケットの観点でまずいと思う男性が圧倒的に増えています。
特にお若い方は大半がこう感じているのではと思います。
というのも最近のお若い方はTシャツの下にも下着を着る方が多いとのこと。
ワイシャツならば余計に下着を着用するだろうなと個人的には思っております。
これらのことから、ヨーロッパ的に考えればワイシャツは下着なので下着の下に下着を着るのはおかしい、となりますが、こと高温多湿の日本においてはこれらは当てはまらないかなと思います。
ですので私としては「各個人の自由」とするのが一番かなと思います。
さらに、2010年以前に高温多湿の日本では下着を着用したほうがいいとわかっていても、できれば着たくないという方が多かったことがあります。
それはワイシャツ越しに下着が透けるのがみっともないとか恥ずかしいという方が一定数いらっしゃったからです。
しかしこれに関しては、現在では下着の高機能化が進みだいぶ改善されてきています。
♦下着を着用する際、どんな下着が理想的か?
色は肌の色に近いベージュが一番おすすめです。
肌色に白い下着だと下着が透けやすくなります。
肌色の下着は着たくないという方もいらっしゃいますが、そういう方にはグレーやピンクっぽい下着がおすすめです。
さらに透けづらいという事であれば、切りっぱなしで縫い目がない物がおすすめ。
フィットしすぎると暑く感じるので、若干ゆとり、隙間がある方が涼しく感じます。
オジエではグンゼのYGシリーズのベージュを取り扱っています。
中には脇汗パット付きもありオジエの夏の隠れヒット商品になります。
♦まとめ
ワイシャツの下に下着を着るか着ないか?
・着用しないのが基本派=ワイシャツ発祥の地ヨーロッパではワイシャツは下着という立ち位置。
下着の下に下着を着るのはおかしいので着用しない。
・着用する派=高温多湿の日本で夏場にワイシャツを素肌に着用して汗をかくと、不快だし汗じみが目立って恥ずかしい。
また乳首が透けるとエチケット的に良くないので。
結論
日本においては、ワイシャツの下に下着を着るか着ないかは「各個人の自由」とするのが一番かなと個人的に思います。
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