2024.03.04 クールマックスって2種類あるけどどう違うの?
ozieにはクールマックスという吸湿速乾=ドライ加工を施した生地を使用したシャツがあります。
しかし「生地・素材で選ぶ」のページを見てみると、クールマックスにはスーパードライとドライの2種類があります。
この2種類のクールマックスの違いは何なのか?
ご存知ない方が多いような気もしますので、今日は2種類のクールマックスの違いについてお話いたします。
♦動画目次
00:00 クールマックスは2種類あるけどどう違うの?
01:30 ドライとスーパードライの違い①~素材の違い~
05:38 ドライとスーパードライの違い②~着心地について~
09:00 スーパードライならではの特徴
11:23 価格の違いについて
17:02 まとめ
♦ドライとスーパードライの違い①~素材の違い~
大きな違いの一つに洗濯後のお手入れ=アイロンがけの楽さが違います。
商品ページページの説明書きを見てみると、スーパードライには超形態安定、ドライには形態安定と書いてあります。
この意味は「スーパードライのほうがドライのクールマックスよりアイロンがけが楽」ということです。
なぜスーパードライのほうがアイロンがけが楽か?
それは素材にあります。
スーパードライはポリエステル100%、ドライは綿・ポリエステルに形態安定加工を施した生地を使用しております。
形態安定加工を施した生地のほうが防しわ性能は高いんじゃないですか?と思われた方多いかもしれません。
通常ならばそうなりますが、スーパードライに使用しているポリエステル100%がポイントです。
ポリエステル100%は素材の中でも特にシワができにくい素材です。
なので形態安定加工はかけていませんが、形態安定加工を施している綿・ポリエステルのクールマックスよりシワができにくいです。
洗濯前に軽く畳んでネットに入れ、他の衣類と絡まないように洗い、洗濯終了後すぐに乾かせばアイロンがけはいらないレベルです
(シワのつき方の許容範囲については個人差があります。ご了承ください。)
ということで2つを比べるとスーパードライの方がドライより圧倒的に皺になりにくいと言えるのですが、綿ポリエステルのドライの方も形態安定加工を施しているので、普通にシワにはなりにくいです。
それだけスーパードライの防しわ性能が高いとお考えください。
♦ドライとスーパードライの違い②~着心地について~
ポリエステル100%の生地を使ったワイシャツは着心地悪そうと思う方が多いかもしれませんが、思いの外ソフトで軽いです。
一方、綿ポリエステルのドライの方は綿100%に近い、シャツ生地らしい素材になっています。
ですので比べることが難しい別物の生地と考えていただければいいかなと思います。
しかしながら、スーパードライは軽くてソフト=つまりシャツ生地らしいハリはないですが肌触りが非常にいいのがスーパードライ。
従来のシャツ生地らしいハリがあるのが綿ポリエステルのドライと思ってください。
見た目的にはいずれも普通のシャツ生地と全く遜色はありません。
生地について触れたので、スーパードライならではの特徴を挙げると、
・夏は通気性がよく涼しい
・冬は糸が膨らんで保温性が高まる
ですのでクールマックスの下げ札にオールシーズン=全天候型素材と書いています。
ドライは吸湿速乾の形態安定シャツなので、当然年間着用できます。
♦価格の違いについて
価格はドライ加工のほうがお求めやすくなっています。
スーパードライはより機能性が豊富です。
私はスーパードライシャツはアイロンかけをしたことがありません。(シワについての許容範囲は個人差がありますのでご了承ください。)
また、ほぼしわにならないと思えばクリーニングに出す必要がないのでクリーニング代がかからない。
アイロンがけが必要ないという心理的余裕は値段に代えがたい部分があると思いますので価格の差に繋がっています。
ドライの方は、オジエのワイシャツ中でもコスパに優れたシャツです。
ドライ・スーパードライともに吸湿速乾が一番の特徴ですが、秋冬の寒い時期でも、室内干しでも乾きが早いです。
♦まとめ
【クールマックスは2種類あるけどどう違うの?】
《クールマックス・ドライ》
・形態安定 = 綿・ポリエステルに形態安定加工を施した生地使用
・従来のシャツ生地らしいハリがある
・通年着用可能
《クールマックス・スーパードライ》
・超形態安定 = ポリエステル100%生地使用でより高い防シワ性
・軽くてソフト!シャツ生地らしいハリはないが肌触りが非常に良い
・夏は通気性がよく涼しい、冬は糸が膨らんで保温性が高まる全天候型素材
どちらも吸湿速乾=ドライ加工を施した生地使用
※シワのつき方については許容範囲に個人差があります。ご了承ください。
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