2023.07.21 ワイシャツの定番人気生地=ブロード(平織)と夏用素材、夏に最適なのはどっち?
ワイシャツの生地に限っての話ですが、ここ数年織柄が入ったドビー生地よりも、織柄が入っていないつるっとしたザ・ワイシャツ的な生地であるブロード=いわゆる平織の生地が非常に人気です。
ozieは六本木一丁目にショールームがありまして、実物がご覧いただけるようになっているのですが、ご来店された方がスマホの画面越しに事前にチェックしていたブロード生地使用商品をお見せいただく際に、夏場だとたいていの方が同じような質問をされます。
それは「平織のシャツと夏素材のシャツ、どちらが夏には最適ですか?」です。
ブロード(平織)生地が人気なだけに、結構多い質問ですので、今回は「ブロード(平織)と夏用素材、夏に最適なのはどっち?」というテーマでお話しいたします。
♦動画目次
00:00 ワイシャツの定番人気生地=ブロード(平織)と夏用素材、夏に最適なのはどっち?
02:16 昨今平織生地使用ワイシャツが人気なのか?
05:43 ブロード(平織)と夏用素材、夏に最適なのはどっち?
06:36 結論とその理由
10:08 ブロード(平織)と夏用素材の大きな違い
12:05 まとめ
♦ブロード(平織)生地が人気の理由
ozieのここショールームにお越しいただくお客様にお伺いすると、平織生地を選ばれる理由として、主に4つの要因をあげられる方が多いです。
①ドレッシー(色柄によってはフォーマルに使える)=ブロード使いのクレリックシャツが意外にも結構人気がある
②ストライプの発色がいい=ストライプの線がシャープにくっきり見える
③生地がソフトで肌触りがいい
④ブロードは素材的に全般的に薄めで、色物に関しては問題ありませんが、白に関しては透け感がややあります。
透け感を気にされる方には、糸をたくさん使ってやや厚手に仕上げたタイプライターやピンポイントオックスフォードという、見た目にブロードと変わらない平織生地をご紹介するとこれらを選ばれることが多い。
現在は平織が人気ですが、10-20年前はドビー生地のほうが圧倒的に人気でした。
ドビー生地と平織生地に関しては、時代時代でどちらが人気かが結構変わります。
♦ブロード(平織)と夏用素材、夏に最適なのはどっち?
お客様から「平織のシャツと夏素材のシャツ、どちらが夏には最適ですか?」と質問がありましたら以下の様にお応えしています。
「平織生地は手に大量の汗をかくと、肌に生地がペタッと張り付きます。夏用生地はシャリ感があって肌離れがいいので、汗をかいても肌には張り付きにくいです。ただし平織生地はソフトで、夏用生地はハリのある生地なので、着心地は全く異なります。」
これは、ブロード生地と夏用素材シャツはそれぞれ特徴が異なるためこのようにお伝えしています。
結論として、夏生地の特徴をお伝えすると、通年使用をメインで考える方は平織を選ばれる方が多く、真夏に長袖シャツの購入を検討される方は、少しでも暑い夏を快適に過ごすためとお考えの方が多いので、夏用生地を選ばれる方が多いです。
ということで、夏場に最適なシャツと言うことで言えば夏用素材使用シャツを私はおススメしますが、ここでお伝えしたいのはソフトではなくシャリ感ハリがある=ソフトではないということです。
《平織り生地の特徴》
ソフトで肌触りがいい
《夏用生地の特徴》
①通気性がいい
②汗をかいたときに生地が肌に張り付きにくいよう、シャリ感=ハリがある、やや硬めの素材。
③見た目的には生地全体に織柄が入っていることが多い。
汗をかいたときの不快感は夏用生地はかなり抑えることができます。
夏用素材はシャリ感・ハリのある生地なのでやや硬めと平織を選ぶ際の理由として挙げるソフト感は真逆にありません。
♦平織と夏素材シャツのどちらかを選ぶ際に重視するべきこと
シャツ生地は柔らかいのが当たり前とお考えの方が結構多いのですが、ソフトで着心地がいいのと、生地と肌がべったり肌に張り付かないということは相容れないトレードオフな要素だとお考えください。
ですので、お客様には最終的に
「肌触りか夏の暑いときに不快感を抑えることか、どちらを重視しますか?」というのをお伝えしています。
普段平織生地のシャツが多くて、夏用生地のシャツを初めて着用されるとソフト感の違いから着心地が悪いとおっしゃる方は一定数いらっしゃいます。
今回は昨今人気の平織生地と夏用生地で比較される方が多かったので、このようなテーマでお話ししましたが、平織じゃなくドビー生地であったとしても夏用生地との比較では同じことが言えます。
なのでどちらを重視するか?これを念頭に置いてご相談いただければと思います。
♦まとめ
・平織のいいところ
生地がソフトで肌触りがいい
・夏用素材のいいところ
汗をかいたときに生地が肌に張り付きにくい=シャリ感・ハリがある、やや硬めの素材
・平織生地と夏用素材の長所が真逆=相容れないトレードオフな要素
・最終的に「肌触りか夏の暑いときに不快感を抑えること」どちらを重視するかが選ぶ際のポイント!
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