2023.06.12 / 2023年6月のビジネススタイルおすすめコーデ シャツ1枚とスラックスのコーディネート
月に一回季節的要素を考えつつ、ozieのアイテムを使ったビジネスコーデ中心、若干カジュアルコーデを織り交ぜていくつかおすすめしていくコーナー。
2023年6月はシャツ1枚とスラックスのコーディネートというテーマでお話しいたします。
6月に入ると、数年前のクールビズの慣習からか一気にワイシャツ1枚にスラックス姿のノージャケット+ノーネクタイの方が増える印象です。
ではワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートでお話をする際、どういうワイシャツを選ぶのがいいのか?
私が思うポイントがいくつかありますので、コーディネート写真を交えながらご紹介いたします。
目次
♦動画目次
00:00 シャツ1枚とスラックスのコーディネート
01:46 ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるワイシャツの選び方〜襟型について
06:52 ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるワイシャツ選びのコツ
12:38 ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるスラックス選びのコツ
♦ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるワイシャツの選び方〜襟型について
まずシャツ一枚姿で目立つのはやはり襟型。
ワイシャツ1枚の着用の場合、ノーネクタイでも襟立ちがよく、襟開きがきれいな襟型がおすすめです。
襟開きがきれいな方がノーネクタイの際にいい意味で人目を惹きます。
この観点でいくとozieのおすすめの襟型はイタリアンカラー3種類とホリゾンタルカラーです。
イタリアンカラーについては襟の構造的にノーネクタイ専用の襟型ということもあって一番のおすすめですが、3種類あるイタリアンカラーの選び方にコツがあります。
【1】絶対にネクタイをすることはないこと前提でシャツ一枚姿に差をつけたいということでしたら、イタリアンカラースキッパータイプがおすすめです。
一番上のボタンがないので絶対にネクタイができない襟型です。
最初から襟が開いた状態で生産されていて、ozieの中でも襟高の部類に入る音からシャツ1枚姿で目立つならコレ!という襟型です。
●イタリアンカラー・スキッパーシャツの例
●イタリアンカラー・スキッパーシャツのコーディネート例1
●イタリアンカラー・スキッパーシャツのコーディネート例2
【2】基本はノーネクタイなんだけど、急な来客等で一時的にネクタイをしなくてはいけない時が稀にある、という場合はイタリアンカラーボタンアリタイプかイタリアンカラーワイドタイプです。
この2種類もノーネクタイ専用の襟型なんですが、いずれも一番上にボタンがついていることからネクタイを結ぶことは可能です。
なので緊急的にネクタイをしなくてはいけない時があるけど、基本はノーネクタイという場合はこの2種類がおすすめです。
イタリアンカラーの詳しい説明はページ下部の動画でもご紹介しております。よろしければご覧ください。
(ノーネクタイは絶対これ!ネクタイは結べない?!イタリアンカラーシャツ(ワンピースカラーシャツ)
●イタリアンカラー・ボタンありシャツの例
●イタリアンカラー・ボタンありのコーディネート例
●イタリアンカラー・ワイドシャツの例
●イタリアンカラー・ワイドシャツのコーディネート例
【3】基本はノーネクタイなんだけど、ネクタイをする頻度が結構多い、という方はホリゾンタルカラーシャツがおすすめです。
ご紹介する写真が長袖ではなく、半袖と麻100%の七分袖シャツというボディ型になってしまいましたが、襟型は全部ホリゾンタルカラーシャツです。
これはワイドカラーの一種で、襟の開きが180℃以上広角に開いている襟型をホリゾンタルカラーシャツと呼びます。
基本ネクタイをする用のシャツですが、ノーネクタイでもきれいに襟立ち、襟開きもきれいなことからネクタイノーネクタイ半々くらいとかネクタイをする頻度が高いけどノーネクタイの時もあるという方におススメしています。
秋冬はネクタイ着用必須、という方に春夏のみならず秋冬も着用できる襟型としておすすめしています。
♦ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるワイシャツ選びのコツ
①ポケットはついているほうが便利
最近はポケット無しのワイシャツのほうがスタイリッシュでいいよね!という方も多いですが、ワイシャツ一枚姿でポケット無しだとちょっとしたものを入れるスペースがスラックスのポケットしかないということで、スラックスのポケットに物をたくさん入れると腰回りが膨らんで見た目によろしくないシルエットになってしまうケースがあります。
ですので、ワイシャツ一枚姿の場合はポケットがあった方がいいかな、というのは個人的にも思いますし、お客様からもそのようなご意見ご要望をいただくことは多いです。
②若干ゆとりのあるシルエットの物を選ぶのがおすすめ
あまりピタッとしすぎていると暑さを感じるので、若干ゆとりのあるシルエットの物を選ぶのがおすすめです。
ワイシャツに関してはスリムフィットのニーズが高いですが、春夏はぴったりしすぎているとシャツと下着、そして体の間にできる隙間が少なく、それぞれの密着度が高いので暑く感じることがあります。
なので若干ゆとりのあるサイジングのワイシャツを選ぶ方が、暑さを少しでも軽減できます。
③素材は春夏用素材がおすすめ
絡み織、アイスコットン、クールマックス、リネン100%がおすすめです。
タイトなシルエットがお好みの方はニット生地使用ワイシャツ=ビズポロがおすすめ。
若干ゆとりがあるサイジングでシャツの素材が春夏用でしたらベストです!
絡み織はメッシュ状になっていて風通しがいいのがおすすめの理由です。
アイスコットンは接触冷感素材といって、綿100%でありながら生地の構造上着用した際に若干ひんやり感じる素材であると同時に、汗をかいたときに肌に張り付きにくい構造になっています。
クールマックスは汗をかいても素早く吸収しすぐ乾く=乾燥速度が非常に速い素材。
ややカジュアル色が強いですが、もしビジネスシーンで着用できるようでしたらリネン100%シャツは風通しがよく、汗をかいたときに渇く速度が全繊維中NO.1です。
それぞれの生地の特徴については春夏用シャツの再生リストに集めてあります。
ページ下部に動画のリンクを貼っておりますのでご覧くださいませ。
♦ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートにおけるスラックス選びのコ
ワイシャツ一枚+スラックス姿の際に、私がかねがね大切だと思っているアイテムがあります。
それは「スラックス」です。
ozieはシャツ専門店ですが、ワイシャツ一枚姿の場合はスラックス選びがシャツ以上に大事だと思っています。
実はこれも過去に動画を撮っていて、熱く語ったせいかスラックスについて20分近く話しています。
簡単に言うと、ビジネス用のスラックスは裾幅が18-20㎝くらいの細身シルエットで、裾直しする際に裾の一番下がくるぶしの真ん中あたりに来るのが理想、というのを実例を交えながらお話ししています。
これは皆さんにぜひ見ていただきたいので、まだご覧いただいたことがない方はぜひご覧になってみてください。こちらもページ下部にリンクを貼ってあります。
ということで今回はワイシャツ一枚+スラックスのコーディネート集というより、選び方の説明に重きがいきましたが今回はこれで以上になります。
♦まとめ
▼ワイシャツ1枚+スラックスでのコーディネートの際の最適なシャツの選び方
①襟型
ozieのシャツの場合、イタリアンカラー3種類+ホリゾンタルカラーシャツ 計4種類の中から選ぶのがおすすめ
②ポケットは付いていたほうが便利
③あまりピタッとしすぎていると暑さを感じるので、若干ゆとりのあるシルエットの物を選ぶ!
④素材は春夏用素材=絡み織、アイスコットン、クールマックス、リネン100%がおすすめ。
タイトなシルエットがお好みの方はニット生地使用ワイシャツ=ビズポロがおすすめ。
▼ワイシャツ一枚+スラックス姿の際、シャツ以上にスラックスのサイジングや選び方が非常に重要!
♦関連商品・動画紹介
⇒ ノーネクタイは絶対これ!ネクタイは結べない?!イタリアンカラーシャツ(ワンピースカラーシャツ)(動画)
⇒ ビジネス用パンツの裾上げのベストな長さについて~春夏版(動画)
⇒ 春夏用シャツの動画 Ozie YouTube再生リスト(動画)