月に一回季節的要素を考えつつ、ozieのアイテムを使ったビジネスコーデ中心、若干カジュアルコーデを織り交ぜていくつかおすすめしていくコーナー。
2023年4月はリネンブレンド＝つまり麻混ですね、麻混素材のネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデをご紹介します。

♦動画目次

00:00 リネンブレンドのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ
01:08 リネンシルクのネクタイの特徴
02:33 今回のコーディネートを考える際に思ったことや意識したところ
05:07 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ①
06:32 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ②
07:33 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ③
08:32 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ④
09:55 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ⑤
10:54 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ⑥
11:55 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ⑦
12:57 リネンシルクのネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ⑧
14:12 まとめ

♦リネンシルクのネクタイの特徴

シルクと麻が混じった素材のネクタイで、おおよその混率が、麻40～60％、残りはシルクです。
シルクネクタイほどの光沢感はなく、どちらかというとマットな色合いです。
麻らしく白っぽい ”節” が見えるのが特徴です。
麻は染まりづらいので少し色が薄めです。
このような麻らしさに春夏の季節感を感じさせるネクタイです。

♦リネンシルクの無地ネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ

今回はスーツでのコーディネート例に絞ってご紹介いたします。
使うスーツはネイビー無地とチャコールグレー無地といったベーシックなスーツ。
この2色のスーツにリネンシルクのネクタイとフレスコタイを合わせてみました。

まずリネンシルクのネクタイの中で無地ネクタイのVゾーンコーデからご紹介します。
リネンシルクのネクタイは、シルクネクタイほどの光沢感はなく、どちらかというとマットな見栄えです。
なので合わせるスーツ・シャツは、ネクタイにあわせてあまり光沢の強くない素材感のものを持ってくるのがおすすめです。

《ベージュ無地》

リネンの風合いを強く感じさせるカラーリングでスーツの合わせるのが難しそうな感じもしますが、ネイビースーツにサックス無地のシャツと合わせると、春らしい明るめVゾーンになります。
黄色のネクタイを合わせている感じに近いですね。
シャツを白に変えても当然あいますが、明るめのネクタイは水色のシャツで中和したほうがしっくりきます。

《サックス無地》

ロイヤルブルーとサックスの中間くらいの色鮮やかないかにも春夏らしい明るめネクタイですが、これもサックス無地のシャツをあわせて、Vゾーンの色の差を中和しています。
こちらも白シャツは当然あいますが、そうするとコントラストが高くなって水色のネクタイが全面に出るような印象になります。
シャツの色を変えて使いこなすと印象が変わるネクタイです。

《薄めの水色無地》

ネクタイを際立たせるためにネクタイより濃いブルーのストライプシャツを合わせました。
合わせたシャツはウール100％でマットな見栄えのReda Activeを使用しています。
個人的になかなかいいなと思う組み合わせです。

《インディゴカラー無地》

＝チャコールグレーのスーツ＝

麻の素材感を存分に感じさせるインディゴカラーですが、この手の色合はネイビー型のスーツで合わせたくなりますが、まずチャコールグレーのスーツと合わせてみました。

＝ネイビースーツ＝

次にネイビーのスーツと合わせたのがこちら。
ネイビースーツには当然合うんですが、個人的にはグレースーツのほうがスタイリッシュだなと思いました。

♦リネンシルクのレジメンタルネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ

《ベージュのレジメンタル》

このネクタイは個人的にはジャケットスタイルで多用したい感じですが、グレーのスーツと合わせると意外や意外しっくり来ます。
シャツには生地のざっくり感とマットな質感がリネンシルクのネクタイと相性のいいからみ織りのストライプシャツを持ってきて落ち着きがある中にも季節感を感じさせるコーディネートにしてみました。

《水色のレジメンタル》

ざっくりとした織柄と白っぽい節が麻を存分に感じさせる水色のレジメンタルにバスケット織のサックス無地のシャツを合わせました。
バスケット織とネクタイのざっくりとした織柄が非常に似ていて相性が良さそうだなと思って合わせましたが、やはり良いですね。

♦リネンシルクの千鳥格子柄ネクタイを使ったスーツのVゾーンコーデ

《水色ベースの千鳥格子柄》

水色ベースの千鳥格子柄のネクタイにタブカラーのクレリックシャツを合わせました。
タブカラーシャツに使っている生地はピンポイントオックスフォード。
シャツとネクタイのマットな素材感をあわせてみました。
千鳥格子はトラッドな柄だけに、タブカラーのクレリックシャツとの相性も抜群です。

《白と黒の千鳥格子柄》

最後は白と黒の千鳥格子柄にからみ織り生地使用シャツ、スーツはチャコールグレーを合わせました。
色使いの少ないモノトーンなコーディネートなので季節感を出すのはなかなか難しいのですが、こちらもネクタイとシャツのざっくりとした素材感をあわせることにより、春らしさを感じさせるコーデです。

4－5月はノージャケットノーネクタイに切り替わる時期、とお伝えしましたが、その実5月はネクタイをしていてむしろちょうどいいくらいの気候でもあります。
逆に言えばややカジュアルさや春夏らしさを感じる麻混ネクタイでVゾーンに季節感と遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか？

♦まとめ

・ozieのリネンブレンドのネクタイは麻60％前後の混率で残りはシルクを使用

・光沢感はあまりなく、マットな見栄え

・生地表面に麻らしい白っぽい”節”が見えるのが特徴

・麻らしさに春夏の季節感を感じるネクタイ

・リネンシルクのネクタイと相性のいいシャツ
1.からみ織り生地使用シャツ
2.バスケット織り生地使用シャツ
3.ニットシャツ
4.REDA ACTIVEのウール100％シャツ

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