2023.03.24 【ネクタイ】セッテピエゲって何ですか?ハンドメイドで作られるネクタイの特徴とozieのセッテピエゲについて
過去ozieでお話ししてますネクタイに関する動画内で「セッテピエゲ」というキーワードがよく出てきます。
それだけozieでは推しのアイテムで以前も一度お話ししているのですが、4年近く前で動画のクオリティ・音声が非常に悪いため、改めてセッテピエゲについて深堀してみたいと思います。
目次
♦動画目次
00:00 【ネクタイ】セッテピエゲって何ですか?ハンドメイドで作られるネクタイの特徴とozieのセッテピエゲについて
00:47 セッテピエゲとは?
03:09 セッテピエゲのいいところは?
04:12 セッテピエゲのデメリット
05:02 ozie│オジエのセッテピエゲの特徴は?
♦セッテピエゲとは?
セッテピエゲとはイタリア語で「7つ折り」と言う意味になります。
イタリア語で「7」をセッテ、「折り目」がピエゲという意味です。
英語では、セブンフォールドといいます。
セッテピエゲのネクタイは、生地を折りたたんで構成されており、折り目で分けられた面の数が「7面」あります。
普通のネクタイは大抵3面で構成されているのに対し、セッテピエゲは生地を7つにパタパタと折って、一本のネクタイにしている点が特徴です。
この製法だと通常の倍近い正方形の1枚生地を使用します。
またセッテピエゲは基本は芯地をつかわずに作られるネクタイです。
それだけに生産する際に手間と高い技術を要し、熟練された職人がハンドメイドで作っているネクタイ、それがセッテピエゲです。
ということでどこでも簡単に作れるものではなく、作れたとしても職人が手縫いで1本ずつ作るセッテピエゲのネクタイは国内外問わずそれほど沢山できるものではないという希少性の高さと、それだけにいいシルクを使うがためにイタリア製だと3万円以上するのが一般的という高価なネクタイです。
♦セッテピエゲのいいところは?
結んだ時にソフトで立体感のある見栄えになる。
セッテピエゲのネクタイを結ぶと、芯地を使わず7つ折りでつくっているため、ソフトで立体感のある見栄えになります。
通常のネクタイとは見た目に異なるのがわかるくらいの差があると思っています。
ネクタイの原型はスカーフと言われていますが、芯地が入っていないソフトなセッテピエゲは原型に近いネクタイとも言えると思います。
♦セッテピエゲのデメリット
風合いや見栄えの良さをお話ししましたが、その逆デメリット的な部分もあります。
それは芯地を使用しておらず、いいシルクを使っているといういい面の特徴がデメリットに関連してきます。
それがゆえに耐久性が低く、高頻度で使用していると型崩れを起こすことがあるということです。
またソフトなだけにプリントのシルク素材によってはセッテピエゲは結び目を作りずらいといったこともあります。
♦ozie│オジエのセッテピエゲの特徴は?
いくらハンドメイドでいい生地を使った風合い・見栄えのいい高価なネクタイであっても、耐久性が低かったり結び目が作りずらいことがあれば選ばれるチャンスは少なくなるかなと思います。
実際私はイタリアのKITON社のセッテピエゲを持っていましたが、高頻度で使用することなく寿命を全うした経緯があります。
そこでozieオリジナルのセッテピエゲは、従来のセッテピエゲとは少し仕様を変えて生産しております。
《オジエのセッテピエゲの特徴①》
ozieのセッテピエゲは芯地を使っています。
そもそもセッテピエゲは芯地無しというのが基本で特徴の大きな一つとお伝えしましたが、イタリアでも芯地が入っているセッテピエゲもあります。
あくまで七つに折るのがセッテピエゲであって、芯地を使っていたらセッテピエゲではない、ということではありません。
《オジエのセッテピエゲの特徴②》
ozieのセッテピエゲは、ジャガード織。
セッテピエゲは一般的にシルクプリントのソフトな生地使いの物が多いイメージですが、ozieではジャガード織のシルクのみを使用しております。
私が自分で使っていた時の経験から、芯地やジャガード織のシルクを使うことでスカーフのようにソフトで薄くはなりませんが、立体感があって生地の良さを感じやすく、かつ結びやすく、耐久性が上がって高頻度で使ってもらえる方がいいかなと思って芯地やジャガード織を採用しています。
ozieではソフトな風合いのサテンや、細かい織柄が入ったものを中心に、一部ドットもご用意しております。
ここぞという時のビジネスシーンやフォーマルシーン両用で使えるように無地を中心に常時20種類前後品揃えしております。
特にネイビー系はビジネスシーンで結びやすいので、強烈におすすめです。
♦まとめ
・セッテピエゲとは?
通常の倍近いシルクを使って、記事を7つに折っり、一本のネクタイにしている。
手間と高い技術を要し、熟練された職人がハンドメイドで作っている。
・セッテピエゲのいいところ
ネクタイに芯地を使っていない=ソフトで立体感のある見栄えになる
・セッテピエゲのデメリット
芯地を使用しておらず、いいシルクを使っている=それがゆえに耐久性が低く、高頻度で使用していると型崩れを起こすことがある
・ozie│オジエのセッテピエゲの特徴
芯地を使っている
ジャガード織りのシルク100%を使用
→立体感ある生地の良さを感じやすく、かつ結びやすく、耐久性が上がって高頻度で使ってもらいたいと思い、このような仕様を採用
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