2023.01.23 大人の格上スーツスタイルに最適なネクタイ~ソリッドタイ【40-50代向け】
個人的にヘビーローテーションで使用しているネイビーのソリッドタイについては2018年にお話ししましたが、今回はネイビーに限らず、多色も含めたソリッドタイについてお話しいたします。
2018年の動画はページ下部を参照ください。
目次
♦動画目次
00:00 大人の格上スーツスタイルに最適なネクタイ~ソリッドタイ【40-50代向け】
00:49 ソリッドタイとは?
01:59 ソリッドタイの魅力やソリッドタイを身に着けるべき理由
03:16 ソリッドタイの選び方~色
06:33 ソリッドタイの選び方~素材や織柄
08:43 ソリッドタイの選び方~ネクタイの幅
11:29 まとめ
♦ソリッドタイとは?
単純に無地ネクタイのことをソリッドタイと言います。
生地に織柄が入っていてもいなくても、色一色使いの無地ネクタイをソリッドタイと呼びます。
例えばこれだけしっかり織柄が入っていても、私的には広義で見てソリッドタイです。
ソリッドタイは、シャープかつスタイリッシュに見える、品格と誠実さを与えるネクタイといわれています。
なので大人っぽさを与える一方、色にもよりますが若干若々しさには欠けるイメージです。
ということで今回は40-50代向けに絞ってお話ししております。
♦ソリッドタイの魅力やソリッドタイを身に着けるべき理由
①トレンドや時代に関係なく使えるネクタイであるということ
ネクタイには色柄のトレンドがシーズンごとにあったりしますが、ベーシックな色のソリッドタイはトレンドは関係ありません。
色選びさえしっかりしておけばビジネスのみならずフォーマルでも使えるのがソリッドタイのいいところです。
②ネクタイを無地にすればコーディネートがしやすくなる
スーツスタイルのコーディネートをする際に、私はスーツ・シャツ・ネクタイの3種類で使う柄数を2つ以内にしたほうがコーディネートしやすくバランスが良いとお伝えしております。
なので、ネクタイを無地にすればコーディネートがしやすくなります。
③トレンドや時代に関係なく季節感を感じさせやすい
無地だけに素材感が非常に伝わりやすいです。
ウールや麻など季節あふれる素材を使うことで、季節感を感じさせやすくなります。
♦ソリッドタイの選び方~色
ビジネスで考えればスーツの色はネイビーかグレー系が鉄板。
これらのスーツに一番合うソリッドタイの色は何といってもネイビーです。
特に同系色であるネイビースーツとの相性は抜群です。
ことネイビースーツにネイビーソリッドタイの組み合わせで言えば、ネクタイのネイビーのトーンはスーツより濃い目か同じトーンのほうが合わせやすいです。
ネクタイのネイビーを明るめにするとさわやかで若々しい印象を与えます。
うまく使い分けてください。
また、グレー系のスーツはネイビー以上に色の濃淡でライトグレー・ミディアムグレー・チャコールグレーとグレーと言っても種類が多いですが、その全てにネイビーのソリッドタイは合わせやすいです。
なので会社に1本ネイビーのソリッドタイを置きネクタイしておくと、ノータイで出勤した際の急な来客にも対応しやすいのでおすすめです。
そのほかの色で言うと、グレー・ブラウン・ワインがおすすめです。
逆に言うとネイビー・グレー・ブラウン・ワインのソリッドタイを、素材違いで何種類かそろえれば、40-50代であればこのバリエーションで十分と思うくらいです。
これらの色のソリッドタイに、白やブルー系無地、ブルー系のストライプ柄のシャツをその日の気分で変えて組み合わせればOKです。
これらのシャツはネイビー・グレー・ブラウン・ワインのソリッドタイに基本は全てあいます。
(シャツの例は動画内にてご紹介してます)
♦ソリッドタイの選び方~素材や織柄
【素材】
基本はシルク100%です。
季節感を出すには秋冬であればウール混、春夏であればリネン混の素材を使用したソリッドタイを選べば差別化になります。
40-50代向けということであえて言うと、ソリッドタイの肝は色もさることながらこの素材選びだと思ってください。
無地だけに素材の良し悪しが分かりやすくごまかしが利かないので、いい素材を使用したソリッドタイを選ぶようにしてください。
【織柄】
つるっとした無地のものや、斜めに織柄が入ったもの、全体的に織柄が入ったバスケット・フレスコ織といったものまで様々です。ニットタイも織柄違いと言えますね。
(織柄違いのネクタイは動画内にてご紹介してます)
まずネイビーやグレーで素材違い・織柄違いを何種類か持つだけでバリエーションが広がります。
その次にブラウンやワインを1~2種類揃えれば良いと個人的には思います。
♦ソリッドタイの選び方~ネクタイの幅
最近のネクタイの大剣幅は7.5-8.5㎝が普通かと思っております。
この範囲内で選べば最近のスーツにはしっくりきます。
ネクタイの幅はスーツのラペル幅と合わせると一番バランスがよく見えます。
5㎜前後ネクタイが太かったり細かったりするのは問題ないです。
ただ極端に両方の幅が違いすぎると違和感が出ますので、気を付けて選んでください。
因みに、スーツのラペル幅で一般的な幅は8㎝と言われています。
ozieのネクタイは一般的な8㎝のラペル幅に合わせて、大剣幅8㎝で生産しております。
普通のスーツをご着用の方は安心してお選びください。
ただozieでは6.5㎝幅と細いナロータイも販売しております。
お若い方向けや、デザイナーブランドのスーツでラペルが極端に細いスーツが最近はトレンドでもありますが、そういうものに合わせて生産しているものです。
ナロータイのソリッドタイはそういうスーツ以外には選ばないようにしてください。
ソリッドタイはトレンドがないといいましたが、幅に関してはトレンドがあります。
ソリッドタイの選び方は、以上になります。
ネイビー・グレー・ブラウン・ワインのソリッドタイを、素材違いで何種類かそろえれば、40-50代であればこのバリエーションで十分と思うくらいと先ほどお伝えしましたが、それじゃあいつも同じものを着ているように見られそうだし、何より面白くないよね!というお声も聞こえてきそうですがが、個人的にはそれでいいかなと思っています。
ちなみに私のタイドアップスタイルはソリッドタイが多いですが、ネイビー無地は8種類、グレーは4種類、ブラウンは3種類、ワインは2種類持っています。
その他にもオレンジやゴールド、シルバーも持っています。
スーツを着なれた40-50代は、ダークスーツ・シャツ・ソリッドタイの色の組み合わせを少し変えてユニフォーム的に着用し、自分のトレードマークのようにしてしまうとコーディネートを考える時間が短くなります。
カジュアルアイテムを使って出勤するより選ぶ際は楽ですし、威厳も保てます。
♦まとめ
・ソリッドタイとは?
単純に無地ネクタイのことで、品格と誠実な印象を与えるネクタイ。
・ソリッドタイの魅力やソリッドタイを身に着けるべき理由
トレンドがないので時代関係なく身に着けられる
(色選び次第ですが)ビジネスのみならずフォーマルでも身に着けることができる
コーディネートしやすい
・色はネイビー・グレー・ブラウン・ワインの順におすすめ
・素材はシルク100%が基本だが、ウールや麻使いのソリッドタイも季節感があっておすすめ
・ソリッドタイの幅は8㎝前後がベーシックで合わせやすい
♦関連商品・動画紹介
⇒ 2018年にUPした、「何本あっても困らない!?ネイビーのソリッドタイ」の動画