2023.01.13 ネクタイを結んだ際の適正な長さと1回でキマる結び方のコツ・調整方法
ozie│オジエでは過去ネクタイの結び方や選び方に関する動画をショート動画含め過去に50本以上UPしています。
ですが、結んだ際の適正の長さについて、また結ぶ際に適正な長さに1回で決まる結び方のコツ・調整方法についてしっかりお話したことがなかったと思いますので、今回はネクタイを結ぶ際の長さについてのみしっかりお話しいたします。
目次
♦動画目次
00:00 ネクタイを結んだ際の適正な長さと1回でキマる結び方のコツ・調整方法
01:04 ネクタイを結んだ際の適正な長さとは？
01:52 結んだ際の長さが適正ではないNG例＝3タイプ
02:27 適正な長さで結ぶ際のコツについて
06:35 プレーンノット以外の結び方で結ぶ際の注意点
08:17 まとめ
♦ネクタイを結んだ際の適正な長さとは？
ネクタイを結んだ際の適正な長さとは？
大剣の先がベルトのバックルの真ん中あたりに来る長さに結ばれた状態が最適な長さと言われています。
ですが、バックルの中央に大剣がぴったり来るように目指して結ぶと、少し長めになってベルトの下まで大剣が来てしまい、だらしなく見えてしまうケースが多いような気がします。
個人的には大剣の先がバックルにかかるくらいの長さになることを意識して結ぶほうがいいと思います。
♦結んだ際の長さが適正ではないNG例＝3タイプ
結んだ際に大剣が長すぎる、逆にバックルに大剣が全くかからず短すぎるのは見た目にNGです。
さらに、これもよくあることかと思いますが、結んだ際に大剣より小剣＝細い方の剣先が長くなってしまうパターンもNGです。
こうならないように結ぶ必要があります。
そう簡単に言うけど、それが簡単に1回で決まれば苦労しないよね、という声が沢山聞こえてきそうです。
おっしゃる通りでただ闇雲に結んでいたら、1回でピタッと大剣の先がバックルにかかる長さに結ぶことは私でも難しいです。
その上ネクタイの長さがメーカーによってまちまちだったりします。
日本企画のネクタイは全長145cm前後のものが大半ですが、インポートのネクタイですと150cm前後と長いものがあったりします。
またネクタイの長さもさることながら、身長や首回りの大きさでも結び方によって大剣の位置は変わってきます。
＝NG例＝
・大検が短い
・大検が長い
・小検が長い
♦適正な長さで結ぶ際のコツについて
私がおすすめしているのは、それぞれのネクタイに対して結ぶ際の目安を作ることが長さを調整する際のコツとお話しています。
その目安とは結びはじめの小剣の位置を確認してから結ぶことです。
今回は身長177cmの私が一番シンプルな結び方＝プレーンノットで結ぶ際の目安でお話しますが、それは首にかけたときに、小剣がシャツの第5ボタンから第6ボタンの間に来るようにして結ぶこと。
さらに結び目を作るところを下ではなく上の方、ネクタイの縫い目（画像参照）が結び目を作ろうと思っている場所で重なるようにして結び始めるとうまくいきます。
動画で結び方を実際にデモンストレーションしております。
・ネクタイの縫い目
ただ、先程もお伝えしましたが、メーカーによってネクタイの全長は若干異なり、身長や首回りも個人差があります。
ですので、それぞれのネクタイで丁度いい長さになる小剣の位置のポイントは変わってきます。
結んだ際の大剣の先がベルトのバックルの丁度いい位置に来る小剣の結び始めの位置をそれぞれのネクタイで覚えておくのが1回で適正な長さに結ぶコツです。
メーカーにより長さは違いますが、前述の通り日本企画のものは145cm前後が多いので、一度感覚を掴んでしまえばそれほど小剣の位置が変わることはありません。
ちなみにozieのネクタイは145−146cmで生産しています。
ニットタイだけ142cmと短めです。
♦プレーンノット以外の結び方で結ぶ際の注意点
今回お話したのはプレーンノットでの結び方ですが、ネクタイの長さが長いものや身長によってはプレーンノットで結ぶと小剣が長くなることが多い、なんていうケースもあるかもしれません。
その場合はダブルノット・セミウィンザーノット・ウィンザーノットという結ぶ際に長を必要とする結び方にすると小剣が長くなることはないと思います。
ただし、長さを使う結び方なので、結びはじめの小剣の位置は変わってきます。
私がこれらの結び方で結ぶ際は、小剣の位置が第4から第5ボタンの間に来るようにします。
ということでネクタイの縫い目の位置も少し下に下がってきます。
結び方が変わっても、一度試して丁度いい長さになる小剣の位置を確認・覚えることが1回結んで決まるコツであることは変わりません。
それまでは何回か結んでみてトライアンドエラーで覚えることが大切です。
頑張ってください！
♦まとめ
・結んだ際の適正な長さ＝大剣の先がベルトのバックルの真ん中あたりに来る長さ
・1回で適正な長さに結ぶコツ＝結びはじめの小剣の位置を覚えること
・ネクタイの全長・使用している素材・厚み、結び方で結び始めの小剣の位置は変わります。
・好んで結んでいるネクタイの小剣の結び初めの位置を確認、覚えると1回でキマリます！
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