2022.06.17 【汗染み防止】汗をかいたときに汗染みが目立ちにくいワイシャツってありますか?【素材・まとめ編】
前回の動画で【汗染み防止】汗をかいたときに汗染みが目立ちにくいワイシャツってありますか?【色・柄物編】についてお話いたしました。
今回はそれを踏まえてどんな素材を使用したワイシャツを着用したら汗染みが目立ちにくいのか?ということで素材についてお話ししたうえで、最後に汗染みができにくいozieおすすめのワイシャツの色柄素材の組み合わせをご紹介します!
前回の色柄編動画をページ下部にご案内しております。
ご覧になられていない方は、ご覧いただいてから今回の動画をご視聴くださいませ。
目次
♦動画目次
00:00 汗をかいたときに汗染みが目立ちにくいワイシャツってありますか?【素材・まとめ編】
01:08 汗染みができにくい素材の特徴とは?
03:28 汗染みが目立ちにくいワイシャツのおすすめ素材 第4位
05:23 汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第3位
07:10 汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第2位
09:11 汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第1位
11:08 汗染みが目立ちにくい素材1位~4位の生地を濡らした写真
11:20 色・柄・素材をかけ合わせた汗染みが目立ちにくい組合せ表
12:10 まとめ
♦汗染みができにくい素材の特徴とは?
汗染みができにくい素材の特徴についてですが、3点あると思っています。
①汗をかいたときに生地が肌にベタっと張り付きにくい素材=肌離れがいい素材であること。
→暑いときに汗をかくのを止めることはできません。
なので汗をかいたときに生地がベタッと肌に張り付きにくい素材であること。ベタっと張り付かなければ汗染みが最低限ですみます。
②生地がやや厚手で張りがある=シャリ感があること。
→薄手よりやや厚手で生地がしっかりしている方が生地に汗が浸透しづらいので汗染みができにくくなります。
しかしながら、それだけですと暑さを感じてしまうので、生地が肌に張り付きにくいようにやや固めで張りがあってサラッとした感触がある方が快適=汗をかきにくくなるからです。
③汗を吸って乾きやすい=吸汗速乾素材であること。
→汗染みができるのは生地が濡れて色が変わるから、と前回お話しました。
汗をかいて生地が濡れるのは致し方ないので、かいた汗をすぐ吸いすぐ乾けば染みが目立ちにくくなります。
そういう意味で吸汗速乾素材は汗染み防止対策になります。
♦汗染みが目立ちにくいワイシャツのおすすめ素材 第4位
👑4位は綿ポリエステル混紡のクールマックス
クールマックスがおすすめの理由は、
1.吸汗速乾素材であるということ。
汗を吸いやすいという特性もさることながらクールマックスの乾燥速度は綿の5倍強。
素早く乾くという観点から汗染みが目立つ時間が短い=汗染みがが目立ちにくいと言えます。
2.また汗染みとは関係ありませんが、乾燥速度が早い=洗濯後の乾きが早いということと、クールマックスには形態安定加工が施されていますので、洗濯後のお手入れが楽というのも洗濯回数の多くなる夏場におすすめできるポイントの一つです。
4点中4位の理由は吸汗速乾の機能以外、肌触り等は普通のシャツ生地と変わらないので、4位としました。
ニット生地のクールマックスもありますが、肌触りがシャツ生地とは若干異なるものの、その他は同じと考えてください。
♦汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第3位
👑3位はアイスコットン
アイスコットンがおすすめ理由は、
1.生地はやや厚めで張りがある=シャリ感があること。
2.天然繊維綿100%でありながら、シャツを着用したときに少しひんやり感じる=接触冷感素材であること
接触冷感素材について補足しますと、簡単に言うと肌にベタっと張り付きにくく、熱伝導性が高い生地の構造になっていて、着用した際に肌から生地へ瞬間的に熱が移動することでひんやり感を実現しています。
前述の通りアイスコットンは綿100%。
綿100%は吸汗性は高いのですが、速乾性は劣ります。
ですが個人的に着用していて生地がやや厚手な分で汗をかいても染みになりにくく、素材特性から肌離れがよく、肌にベタっと張り付きにくいというか張り付かないのが、汗染み防止のおすすめポイントです。
ちなみにアイスコットンは素材の特性に加え、イージーケア加工を施していることから洗濯後のシワが出来づらい素材です。
ネットに入れて洗っていただければ、それほどシワは目立たないと思います。
(※シワの出方について、許容範囲は個人差がありますのでこの点はご容赦ください。)
♦汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第2位
👑2位はからみ織り
からみ織りがおすすめ理由は、
1.生地はやや厚めで張りがある=シャリ感があること。
2.生地がメッシュ状になっていて、細かい隙間があり、通気性が抜群なこと。
これらが組み合わさって、汗をかいても肌離れがいい=肌にベタっと張り付きにくいというか張り付かないのがおすすめポイントです。
ozieで取り扱っているからみ織の大半は綿100%。
なので吸汗・速乾性能はアイスコットンと同じ。
肌離れがいい点もアイスコットンと同じですが、通気性と接触冷感どちらが汗染みに効果的かといえば、通気性が良く乾きが早いからみ織に一日の長があると思ったので、からみ織りを2位にしました。
お手入れに関しては前述の通り生地がやや厚めで張りがあることから、形態安定ではありませんがシワになりにくい特性があります。
ネットに入れて洗っていただければ、それほどシワは目立たないと思います。
(※シワの出方について、許容範囲は個人差がありますのでこの点はご容赦ください。)
♦汗染みが目立ちにくいワイシャツの素材 第1位
👑1位はクールマックス スーパードライ
これがなぜ汗染み対策に一番オススメなのか?
1.それはクールマックス・スーパードライがポリエステル100%でできている素材であるということ。
ポリエステル100%はそもそもの特性として速乾性能は高いのですが、吸汗性は劣っています。
ですが、このクールマックススーパードライはポリエステル100%の糸を加工して速乾性能の高さをそのままに吸水性を強めています。
なので汗を吸ってすぐ乾くので汗染みができにくくなります。
2.クールマックススーパードライは生地にシャリ感はないものの、やや厚手のしっかりした素材でありながら通気性に優れているので、サラッと感が持続し暑い夏場にも最適!
3.ポリエステル100%の素材特性から洗濯後のアイロンがけがほぼ不要という、汗染み対策だけでなく、夏場に着用するシャツとしていい事づくしなのがクールマックススーパードライです。
(※シワの出方について、許容範囲は個人差がありますのでこの点はご容赦ください。)
♦汗染みが目立ちにくい素材1位~4位の生地を濡らした写真
汗染みができにくい素材おすすめの順にご紹介すると、
①クールマックススーパードライ
②からみ織
③アイスコットン
④クールマックス
となります。
写真は霧吹き2回して湿らしたシャツ(生地)の写真です。
♦色・柄・素材をかけ合わせた汗染みが目立ちにくい組合せ表
この素材に前回の動画でお話いたしました色柄をかけ合わせて、汗染みが少ない組み合わせを◎と◯で評価してみました。
素材は1位から4位まで縦に並べています。
色柄は左から順番に春夏のビジネスシーンで使いやすいであろう順番に並べてみました。
♦関連商品・動画紹介
⇒ 【汗染み防止】汗をかいたときに汗染みが目立ちにくいワイシャツってありますか?【色・柄編】(動画)