2022.05.19 春夏におすすめの涼感ワイシャツはこの3種類
5月に入り、ノーネクタイスタイルでの出勤に切り替わった方が多いのではと思います。
4月から5月にかけてozieのショールームにノーネクタイ用のシャツを探しにたくさんの方が来店されています。
来店された際に色々ご要望をお伺いしていると「涼しいワイシャツありますか」という声が例年以上に多かったです。
これはチャットやラインなどのお問い合わせでも多く見受けられました。
そこで今回はozieおすすめの涼感ワイシャツを3種類ご紹介します。
毎年切り口を変えて春夏におすすめのワイシャツをご紹介しているので、今回は2022年版としてご覧ください。
目次
♦動画目次
00:00 春夏におすすめの涼感ワイシャツはこの3種類
01:29 春夏におすすめの涼感ワイシャツ①
05:25 春夏におすすめの涼感ワイシャツ②
07:03 春夏におすすめの涼感ワイシャツ③
11:00 まとめ
♦春夏におすすめの涼感ワイシャツ①
《からみ織り使用ワイシャツ》
おすすめの理由と特徴
①生地がメッシュ状で通気性が抜群
②生地に張りがあり肌にベタっと張り付きにくく、肌離れがいい
③洗濯後にシワができにくい・目立ちにくい素材です
④メッシュ状になっていることで若干透け感があり
まず一番目はからみ織りを使用したワイシャツです。
ビジネスで着用するワイシャツと考えたときに、からみ織りを使用したワイシャツが一番涼しいと個人的に着用していて実感しています。
何故涼しいか?
生地がメッシュ状になっていることがまず1つです。
メッシュ状になっているということは生地に隙間があるということ。
なので通気性が抜群です。
からみ織りのシャツを1枚で着用していて風が吹くと、風が体を突き抜けるような感覚がします。
これだけでかなり涼しいんですが、からみ織りは生地に張りがあるのが特徴。
張りがあるというのはソフトではなくやや固めの素材であるということです。
それが故にからみ織りは私どもではよく「シャリ感がある」と言ったりしていますが、汗をかいたときに生地が肌にベタっと張り付きにくく、肌離れがいいのがおすすめする理由の一つです。
汗ばむ夏場はシャリ感があるのが不快な思いを減らして少しでも快適に着用するのに重要と思っています。
風通しが良くて、シャリ感がある。
この2つを兼ね備えたからみ織りを使用したワイシャツがビジネスシーンで涼感を感じさせるシャツとして一番おすすめの理由です。
また、からみ織りは張りがあってメッシュ状になっている生地の特性から、洗濯後にシワができにくい・目立ちにくい素材です。
私は白のからみ織りを衿型違いで複数所有していますが、過去アイロンがけをしたことはありません。
ネットに入れるというひと手間を加えれば、よりシワができにくくなります。
※しわの出方について、許容範囲は個人差がありますのでご容赦ください。
このように涼感も求める方にはいい事づくしのからみ織り使用シャツですが、メッシュ状になっていることで若干透け感があります。
ozieで販売しているからみ織りは隙間を小さくすることにより、透け感をかなり抑えて入るものの通常の生地よりは透け感があるのは事実です。
私は通気性や肌離れの良さがあるので素肌で着用していますが、殆どの方はシャツの下に下着を着用されていると思います。
下着を選ぶ際にベージュを選ぶと素肌も下着もほとんど透けないのでおすすめです。
ベージュの下着についてはワイシャツ全てに共通することなので、下着はベージュがおすすめです。
ベージュの下着未着用と着用写真の比較は、乳首あたりを見てもらうと違いがわかりやすいかと思います。
春夏におすすめの涼感ワイシャツ②
《アイスコットン使用ワイシャツ》
おすすめの理由と特徴
①接触冷感素材で肌に触れると少しひんやりした感じがする
②生地の透け感が少ない
③洗濯後のお手入れに関してもシワになりにくい
④通気性はからみ織りより劣る
※上記生地画像は一例で生地の素材名は種類があります。
少し前にアイスコットンのみでお話しているので、詳しくはそちらをご覧いただければと思いますが、(ページ下部にご案内あり「着るとひんやりタッチだけじゃない!?進化する接触冷感素材=アイスコットン使用シャツ」)アイスコットンがおすすめの理由は接触冷感素材であるということが一番の押しです。
接触冷感素材とは?
着用した時に肌に触れると少しひんやりした感じがする素材のことをいいます。
またアイスコットンもさきほどご紹介したからみ織りと同様、生地に張りがあってシャリ感があります。
また洗濯後のお手入れに関してもからみ織り同様、シワになりにくい特性があります。
それじゃあからみ織りと違いがないのでは?と言われそうですが、アイスコットンは生地の透け感が少ないです。(比較映像が動画内にございますのでご覧ください)
生地がメッシュ状になっていないのが大きな理由ですが、からみ織りの透け感が気になるという方はアイスコットンがおすすめです。
ただしメッシュ状になっていないので、通気性はからみ織りより劣るということはお伝えしておきます。
♦春夏におすすめの涼感ワイシャツ③
《クールマックス スーパードライ》
おすすめの理由と特徴
①暑い季節は熱を放出して糸が細くなる=通気性が良くなる
②吸湿速乾性能は綿の約5倍(洗濯後の乾きも早い)
③ソフトでサラッとした肌触り
④アイロンがけがほぼ不要
⑤ポリエステル100%なため合繊が苦手という方にはおすすめしません
※上記生地画像は一例で生地の素材名は種類があります。
からみ織りとアイスコットンは綿100%なのに対し、クールマックススーパードライはポリエステル100%です。
ポリエステル100%って暑いイメージがあるんだけど、という声が聞こえてきそうですがなぜおすすめなのか?
そもそもポリエステル100%は天然繊維ではなく合成繊維。
なので簡単ではありませんが。世の中のニーズに合わせて糸を作ることが可能です。
クールマックススーパードライは糸の真ん中に空間があって、暑い季節は熱を放出して糸が細くなる=通気性が良くなるように作られています。
さらに、スーパードライというくらいですから、吸湿速乾性能は綿の約5倍。
汗を吸ってすぐ乾くのは汗ばむ季節に快適にシャツを着用するのに最適な素材と言えます。
言い換えると洗濯後の乾きが早いとも言えるので、洗濯回数の多くなる時期に最適とも言えます。
また、クールマックススーパードライは素材特性から張りやシャリ感はなく、ソフトでサラッとした肌触りです。
張り・シャリ感がある方が春夏にいいのはわかるんだけど、ソフトで肌触りがいいほうが好きなんだよね〜という方にはこのクールマックススーパードライがおすすめです。
最後にクールマックススーパードライのおすすめポイントの一つに、洗濯後のアイロンがけがほぼ不要ということ。
ポリエステル100%はそもそもがシワになりにくい素材。
なので形態安定加工はかかっていませんが、アイロンがけはほぼ不要です。
ネットに入れて洗っていただければなお強力です!
※しわの出方について、許容範囲は個人差がありますのでご容赦ください。
クールマックススーパードライのウィークポイントを上げるとすれば、ポリエステル100%であること。
合繊アレルギーがある方や合繊が苦手、という方には全くおすすめできないところが弱点といえば弱点です。
以上が2022年にozieがおすすめする涼感ワイシャツ3種類になります。
他にもいくつかあるんですが、今回は
・ビジネスシーンで誰が着用しても問題ない見栄え
・春夏に特化している素材を使用したシャツ
・各素材ノーネクタイにぴったりな衿型で多数生産している
・洗濯後のお手入れが楽
という観点からピックアップしてご紹介いたしました。
♦まとめ
下記4つの観点から2022版はピックアップ
・ビジネスシーンで誰が着用しても問題ない見栄え
・春夏に特化している素材を使用したシャツ
・各素材ノーネクタイにぴったりな衿型で多数生産している
・洗濯後のお手入れが楽
【涼感おすすめワイシャツ】
①からみ織使用ワイシャツ
②アイスコットン使用ワイシャツ
③クールマックススーパードライ使用ワイシャツ
♦関連商品・動画紹介
⇒ 着るとひんやりタッチだけじゃない!?進化する接触冷感素材=アイスコットン使用シャツ」(動画)
⇒ 徹底比較!春夏ワイシャツ6種類 PART1「洗濯後の速乾性とシワ」(動画)
⇒ 徹底比較!春夏ワイシャツ6種類 PART2「生地の薄さ・ソフト感・通気性」(動画)
⇒ 徹底比較!春夏ワイシャツ6種類 PART3「汗をかいたときの快適度と速乾性」「総合評価」(動画)