2022.02.25 ネクタイの上手な選び方 生地・色・柄・細さ編
ネクタイを選ぶ際、どういう基準で選んでいますか?
ジャケットやシャツの色に合わせてネクタイを選ばれる方が圧倒的に多いと思います。
これはこれでもちろんいいのですが、これに加えて4つのポイントを意識すると、ネクタイ合わせがグレードアップします。
今回はネクタイを上手に選ぶ際のポイント4つについてお話いたします。
目次
♦動画目次
00:00 ネクタイの上手な選び方 生地・色・細さ編
00:47 ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント①
02:50 ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント②
04:16 ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント③
06:14 ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント④
07:23 まとめ
♦ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント①
①スーツやジャケットの素材感(光沢感)と合わせてネクタイを選ぶ
左は普通のウール。つるっとした光沢感があります。
右はツイード。紡毛系でマットで光沢感がありません。
これらには同じネクタイを選ぶよりも、光沢感に合わせて選んだほうがよいです。
今合わせているネクタイはその素材感に合ったものです。
右は光沢感がないので、ネクタイも光沢感がないウールタイ
例えばシルクのネクタイを合わせると光沢感が合わないですね。
逆に光っている(光沢感がある)スーツにはシルクのように光沢感があるネクタイを選びましょう。
春夏の場合は、麻混のジャケットはマットなので光沢感のないネクタイを選ぶ。
ネクタイを合わせる時にジャケットの素材感と合わせましょう。
♦ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント②
②ラペルの幅とネクタイの幅を合わせる
・ラペルの幅が普通のジャケットは、普通(8~8.5cm)のネクタイ。
・ラペルの幅が細いジャケットの場合は、細いネクタイ(7cm)を合わせる。
左のネイビーのジャケットはラペル(衿)が普通の幅
右の黒のジャケットはラペルが狭くモードっぽいジャケット
ジャケットのラペルの幅に合わせてネクタイの太さも変えて欲しいです。
そうしていただくと見た感じバランスが良いです。
♦ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント③
③柄の選び方
・全体的に柄は2種類までにとどめると収まりが良い。
・シャツの柄よりネクタイの柄の方を大きめにする
スーツ・シャツ・ネクタイ全部柄物にすると、目がちかちかと見た目がうるさくなります。
また、ネクタイの柄はシャツの柄より大きくするのもポイント。
シャツのストライプはそんなに太いものはないので、ネクタイもレジメンタルにするならシャツのストライプよりも太めのストライプを合わせる。
同じピッチのストライプを持ってくると、少しうるさくなります。
♦ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント④
④色の濃淡
スーツより濃いめの色のネクタイを合わせるのがおすすめ。
スーツとネクタイが同系色の場合は、ネクタイは濃いめのトーンの同系色。
上記を取り入れていただく方が合わせやすくスマートに見えます。
合わなくはないですが、けっこう明るい色をもってくるとちょっと安っぽい感じになります。
♦ネクタイを合わせる際の選び方 ポイント⑤
⑤ネクタイの色
自分をどんなイメージに見せたいのか?
どんな時に、どんな席に行くのか?
それらも踏まえてネクタイを選んでみてください。
赤系は、情熱
ネイビー・ブルー系は、信頼感、冷静さ
明るいネイビー・ブルー系は、信頼感、冷静さ、爽やかさ、若々しさ
黄色系は、活動的、朗らかさ、若々しさ
等の印象があり、イメージを与えることができます。
♦まとめ
①スーツやジャケットの素材感と合わせてネクタイを選ぶ
②ラペルの幅とネクタイの幅を合わせる
③スーツ・シャツ・ネクタイ全て柄物にするとコーディネートするのが大変になるので、柄数は2種類までに抑える
④色の濃淡を考える~スーツより濃いめのネクタイを合わせるのがおすすめ
⑤ネクタイの色で与える印象が異なる~どんなイメージで自分を見せたいかでネクタイの色を変えてみよう!
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