2021.08.10 白無地ワイシャツの選び方【40代・50代向け】~生地編
ビジネスマンにとって、一番着用頻度が多いのが白無地ワイシャツだと思います。
しかしozie│オジエでも常時100種類以上取り扱っているように、衿型や生地をかけ合わせると白無地ワイシャツのバリエーションは非常に多くなります。
そこでこの回では、白ワイシャツの生地の選び方をフォーマル・ビジネスといった着用用途に合わせてご紹介しております。
♦動画目次
00:00 白無地ワイシャツの選び方【40代・50代向け】~生地編
01:51 使用用途はフォーマルなのか?ビジネスなのか?
02:20 フォーマルで着用する白シャツの選び方
04:22 ビジネスシーンで着用する白シャツの選び方
08:46 白ワイシャツの保有枚数・着用頻度・お手入れ
12:29 まとめ
♦白シャツの選び方
どういう用途で着用するのか?
フォーマルなのか、ビジネスなのか?が決まればだいたい決まってきます。
【フォーマル】
平織(織柄が入っていない見た目がツルっとした生地)のワイシャツを選ぶ
平織の例)ブロード、ピンポイントオックスフォード、ポプリン(ブロードとほぼ同じ)
ブロードとポプリンは似ており正確な定義は分かりかねますが、番手が細い生地がブロード、太番手(40,50番手以下)がポプリンという言い方をするようです。
また、綿100%がブロード、ポプリンは混紡もあるという考え方もあるようです。
ブロードはツルっとしたシルクタッチで上品な感じですが、透け感があります。
透け感が少ない生地がいい場合は、ピンポイントオックスフォードがおすすめです。
●ブロード
●ピンポイントオックスフォード
【ビジネス】
フォーマルと同じ平織り生地シャツ、または織柄が入ったドビー生地のワイシャツを選ぶ
会社の雰囲気に合わせて選んで下さい。
ドビー生地の例)ヘリンボーン、ツイル、ロイヤルオックスフォード
ドビー生地は表面に凹凸があり素材感があり、光沢が平織よりも出やすいです。
同じ白シャツでもVゾーンの雰囲気を変えたいという時はドビー生地を選んでいただくと平織とは明らかに違いが分かります。
ただし、ここぞというプレゼンの際などは平織がおすすめです。
現在ビジネスシーンでの白シャツ着用ルールとしては、織柄が入っている、入っていないはそんなに問題ではないようです。
以前(10年前ほど)は、銀行にお勤めの方などは平織のみ。
織柄が入っている生地シャツは着用NGということもありました。
現在はそのルールが緩和されており平織でないとだめという職場はとても少ないかと思います。
さらに、オフィスウェアの自由度が上がっている今は、クールビズ時期に関わらず通年ノーネクタイOKであったり、大手企業でもスーツ着用しなくて良い。秋冬もジャケットでも良いというところもあります。
ですので、ビジネスの場合は、会社の雰囲気、TPOに合わせて選んでいただくのが良いかと思います。
●ヘリンボーン
●ツイル
●ロイヤルオックスフォード
【ドビー生地で春夏におすすめのワイシャツ】
●からみ織りシャツ
ドビーというよりかはからみ織という生地となりますが、メッシュ状になっており通気性が良いので春夏におすすめの白シャツです。
●麻100%シャツ
カジュアルな印象をお持ちかと思いますが、ここ最近麻100%シャツをビジネスで着用される方が増えています。
通気性が良く、速乾性が強い。
汗をかいてもすぐに乾くので春夏に最適な生地シャツですので職場でOKな場合はおすすめです。
♦白シャツのお手入れについて
白シャツは汚れやすく、暫く着用していないと衿元など汗が酸化して黄ばみやすいです。
コロナ禍にありテレワークが増え暫くワイシャツを着用する機会がなく、いざ着用しようとしたところ襟が黄色くなっていたという方もいるようです。
シャツの黄ばみを防ぐためには「マメに着る」ことが大事です。
週1回くらい着用して洗ってください。
それでも黄ばみが出てしまった!という時のお手入れは、ページ下部でご紹介しておりますブログ記事をご参考ください。「ワイシャツの衿・そで汚れの落とし方」
♦白シャツはどれくらい持っていればよい?
毎日着用される方は5枚+予備2~3枚として5~10着ほどお持ちであればよいかなと思ます。
私はほぼ白シャツを着用しますので20枚ほどもっています。
お手持ちのシャツをローテーションしていただき、汚れてきたもの、傷んできたシャツから買い足して取り替えていただくと、考えられる環境下では長持ちするかと思います。
考えらるれる環境というのはお手入れ環境のことです。
ご家庭での洗濯なのか?クリーニングなのかでシャツの持ちや見栄え度というのが変わってきます。
例えば個人の感覚ですが、クリーニングに週一回ベースで出していると、大体1年経った頃には生地や衿が糊が蓄積されて固くなったり、糊とプレスの影響で衿先に光沢感が出てくると感じます。
家庭洗濯の場合は、2年くらい持つかと思います。
♦まとめ
・立場が上になってくる40-50代になったら、用途に応じて白シャツを使い分けるのがベスト
・フォーマルの場合、凹凸のない平織り生地を選ぶ
・ビジネスの場合、平織りでも表面に凹凸のあるドビー生地でもどちらでもOK
・白生地は織柄が変わると見栄えが変わるので、織柄違いで何枚あってもいい
・できるだけ週に1回は着用して洗濯に出す=黄ばみを防ぐため
♦関連商品・動画紹介
⇒ 白無地ワイシャツの選び方【40代・50代向け】~衿型・カフス型編はこちら(動画)