2021.02.15 / ワイシャツの首回りのゆとり・ネクタイの結び方についての注意点
首回りがきついと苦しいので、大き目のサイズで着用している方が意外と多いように感じます。
ではどれくらいがベストなのか?またそれに関連してネクタイを締める際のポイントについてお話しします。
♦動画目次
00:00 首回りのゆとりとネクタイの結び方についての注意点
00:26 首回りの大きさの選び方
02:24 首回りの大きさが異なるシャツを着たときの見え方
04:37 首回りの大きさの選び方 まとめ
05:14 おすすめしないネクタイの締め方
06:46 ネクタイを結んだときの剣先の位置について
08:17 結び目にはディンプルを作る!
09:35 ネクタイの結び方の注意点 まとめ
♦理想の首回りのゆとり
首回りをメジャーで測った時に実寸+2センチが理想サイズかと思います。
ネクタイしてない時に中指と人差し指2本入る隙間がおよそ2cmです。
サイズについては首回りがとても大事
首回りの大きさはある程度の基準があり、それに沿ってお選びいただいた方がいいのかなと思います。
もちろん個人差がありますのでプラス2センチだときついと感じる方もいます。
その方には3センチ=およそ指3本くらいの隙間がおすすめ。
ただ身幅も一緒に大きくなりますので全体のバランスは確認しましょう。
オジエの場合は、首回り1cmに対して横幅3cも置きくなります。
それでもきつく感じるかたはプラス4cm(指4本くらい)
そうなるとかなり身幅が大きくなります。
♦首回り寸法違いの見え方比較
首回り2.3.4cmと違うとどのくらい違うのか?を実際の着用写真でお見せします。
着用者は首回り実寸36cm、通常シャツの首回り38cmのものを着用しています。
①38cm
②39cm 横幅に少しゆとりありですが問題なし
③40cm シャツの首の上部ラインが本人の首の下の方に来ている。
ネクタイをすると多少ネクタイ上部位置が上がりますが、それでも少し下に下がります。
上記の写真より、
実寸+3cmくらいまでが許容範囲で4cmだと大きいというのがわかりますね。
♦ネクタイの結び方注意点
以下3点の結び方についてはしないように注意しましょう。
①シャツとネクタイの間に隙間が空いてる状態
②隙間が空いてさらにボタンを外した状態
楽だと思いますがだらしないですね。
③第一ボタンを外した状態でネクタイをしている状態
ネクタイで絞めているので一見わかりませんが、首回りが大きいと首元の空き方が変わって見えます。
ボタンは留めてネクタイを締めましょう♪
♦ネクタイの長さと調整のポイント
ベルトのバックルあたりにネクタイの先が来るように結ぶのが一番良い状態です。
長すぎるのはNG
小剣が大剣よりも長いのはNG
《長さ調整のポイント》
①結ぶときにシャツのボタンの位置を目安に小剣を合わせて結ぶ。
ネクタイの長さで多少変わりますが結ぶ時に何度か小剣の位置を確かめていただくとパッと一回で結べるようになります。
小剣の先がボタンのどこに合わせて結んだら丁度良いのか探してみましょう。
②ディンプル(くぼみ)をしっかり作りましょう。
ディンプルがあるのとないのとでは見栄えが変わります。
ディンプルがないと写真のようにのっぺりした印象に!
ディンプル作りは最初は難しいと思ますが、下にある小剣を半分に折って結ぶと上手くできます。
(☞別の動画でご紹介してます。ページ下部をご覧ください)
※ディンプルの注意点※
華々しくする必要がないため、お葬式ではディンプルを作らない!
♦まとめ
・首回りは実寸+2cmがベスト。大きくしても+3cmまで。それ以上はNG!
・首回りを大きくすると、身幅も大きくなるので注意。
・ネクタイを結ぶときはシャツの第一ボタンを留めること(=見栄えが良くない)
・ネクタイを締めているときはネクタイを緩めない(=だらしがない)
・ネクタイを結ぶときはディンプルを作るとスタイリッシュな見栄えに!
昨今はネクタイをする機会が減っている方も多いと思いますが、
シャツの首回りを合わせてしっかりネクタイを締めた方がカッコよく見えると思います。
♦関連動画・基礎知識ページ
▼動画内でお話したディンプルの作り方の動画
https://www.youtube.com/watch?v=NNYNhJyRVq4
▼首回りのサイズの測り方ページ
https://www.ozie.co.jp/base/index.htm
▼ネクタイの結び方ページ
https://www.ozie.co.jp/base/tie.html