2019.09.05 / クラシックながらレアな衿型!タブカラーシャツ
ちょっとクラシックですが珍しい衿型を紹介します。
「タブカラーシャツ」というシャツです。
すごくメジャー、というわけではありませんが、密かに話題にあがったり有名な映画で使用されていたりと、注目されたりすることのある衿型です。
本日はそんなシャツをご紹介です。
♦動画目次
00:00 クラシックながらレアな衿型!タブカラーシャツ
01:27 タブカラーのしくみ
02:38 どのようなスーツに合うか
03:41 適したネクタイの結び方
04:18 昨今のタブカラーシャツ
05:11 まとめ
♦クラシックながらレアな衿型!タブカラーシャツ
今日私が着てるのもタブカラーシャツです。
いつからかはわかりませんが、昔からある衿型です。
どちらかというとボタンダウンと一緒でややカジュアルっぽい部類の衿型ですが、ネクタイをする衿型なんですね。
スーツスタイルにはぴったりなシャツです。
ビジネスシーンで普通に着用して問題ないです。
フォーマルはちょっとやめたほうがいいですが、目先を変えてビジネスシーンで人と違うコーデをしたいときに効果的かなと思います。
♦タブカラーのしくみ
衿型をご覧いただくとわかるんですが、裏がタブになってます。
衿と衿の両端を結び付けているということです。
その上にネクタイを通すということでネクタイが跳ねあがります。
立体的なVゾーンになって見栄えがまったく違うVゾーンができあがるのがいいところです。
仕様としてタブをスナップで留めるタイプと、クラシックなものだとボタンです。
ボタンがタブについててとめるタイプ
この2種類です。
ボタンの方がやや高めです。
私どもは両方販売があります。
♦どのようなスーツに合うか
基本的に襟の開くところが狭いです。
私が今しているのを見るとわかるんですが、ちょっと結び目が細くなっているんですね。
なので衿が小さく見えます。
コンパクトというんですかね。
というところでいくと、ラペル(襟の幅)がすっごく太いものは合わないです。
どちらかというと細い方が合います。
イタリア製のタブカラーだと衿が高めのものなどありますので、そういうものだとラペルが太めでも問題はないでしょう。
一般的には衿が小さく見えるので、ラペル幅が太くないものを合わせるといいかなと思います。
♦適したネクタイの結び方
ネクタイも一般的には口が小さめなので細い方がいいとちまたでは言われます。
ただ私的には普通の、太くないものを普通に結んでいただいていいのではないかと思っています。
タブに通そうと思うと結びめを小さくしないと通らないので、プレーン・ノットで小さく結んでいただく、というのがポイントかなという感じです。
そこに気を付けていただくと今私がしているような結び目になります。
♦昨今のタブカラーシャツ
さきほどイタリア製のお話をしましたが、ブランドのシャツなどでも、最近はタブカラーを作っているところが増えています。
映画なんですが、007のダニエルクレイグさんが劇中で着たりしています。
そういったところからリバイバル品として、といった感じで最近盛り上がってるのがタブカラーです。
007が好きな方はご覧いただければああこれか!と思っていただけるかと思います。
ちょっと人と目線を変えて、でもネクタイしないといけない日、かちっとしたいときにお選びいただきたいです。
♦まとめ
私共は白とブルー、この2色を扱っています。
そんなにいつでも着るような衿型ではないので、ベーシックな白とブルーです。
バリエーションの中で一枚あると、目先を変えることができて便利ですよ。
ネクタイを合わせるシャツなのでクールビズ期間中は使えないかもしれませんが、それ以外のシーズンですと差をつけるのにうってつけなのでチャレンジいただければと思います。
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