2014.06.09 / シャツの着こなし・コーディネート│ozie ニット生地使用シャツ=ビスポロ ホリゾンタルカラー+リネン100%のポケットチーフ+2つボタンのスーツ+スウェードローファー
着用者
柳田 敏正(店長)
身長177cm
体重68kg
▼着用しているシャツ(M-3982サイズを着用)
ニット素材(鹿の子)使用ワイシャツ=ビズポロ ホリゾンタルカラー 白無地
→欠品サイズは6月末再入荷予定
商品番号 8014-F03-A
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/knit-shirts/ms_8014-f03
▼ポケットチーフ
リネン100%・白無地・日本製
商品番号 CHA-003-WHITE
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/chief/ch_cha003
▼その他のアイテムは私物です。
6月に入り、スーパークールビズがスタートしたものの、東京は入梅と同時に雨模様ばかりで若干涼しめ。
シャツ一枚姿だとまだ少し肌寒い感じです。
そんなことも会って最近はジャケット着用でのノーネクタイスタイリングをご紹介しておりますが、今回はプレーンなスーツでのノーネクタイスタイルについてご提案です。。
実はこのプレーンなスーツ着用でのノーネクタイスタイリングが、一番簡単そうで一番難しいと思っています。
スーツのシャケットやパンツの細さといった、形や仕様でクールビズスタイルをアピールできる分にはやりようがいろいろあるのですが、あくまでプレーンなスーツスタイル。
普通にネクタイを外しただけでは、一歩間違うと飲み会後にネクタイ外しましたなんていう感じになってしまいます。
なのでこの場合は当然のことながらシャツがキーアイテムになってくるのですが、シューズなんかも意外と重要度が高いですね。
スーツはブルーとグレーが混じった、ブルーグレーの2つボタンスーツ。
パンツはノータックですが、すごく細いわけではありません。
細かいディティールを見ると、実はこだわりがあったりするのですが、見た目に特殊な印象はないプレーンなスーツです。
このスーツに合わせたシャツは、ポロシャツでお馴染みの鹿の子生地を使用したホリゾンタルカラーのビズポロ。
素肌に来ても心地よく、スタイリッシュなニット生地使用のビズポロという点はポイントの一つでもありますが、それ以上にホリゾンタルカラーという衿型であることが一番のポイントです。
ホリゾンタルカラーは、ワイドカラーの一種類です。
衿の開き角度180度以上のワイドカラーをホリゾンタルカラーと呼びますが、開き具合が水平に見えることから水平の衿=ホリゾンタルカラーと呼ばれています。
このホリゾンタルカラーは180度以上開いているので、衿の長さが通常のワイドカラーより短めです。
それゆえに第一ボタンを外してノーネクタイで着用すると、開き具合と襟の長さのバランスが絶妙で衿がはねずに収まりがよく、綺麗な衿のラインを構築します。
先月はタイドアップスタイルでホリゾンタルカラーシャツを着用しておりましたが、ノーネクタイでもいい味が出るんです。
そういう意味ではクールビズに一番フィットする衿型といえるでしょう。
ozieではクールビズスタイル推奨衿型として、以前よりホリゾンタルカラーは大プッシュしております。
ニット生地使用シャツ=ビズポロだけでなく、綿100%でも沢山のバリエーションをご用意しております。
▼ホリゾンタルカラーシャツのページ
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/horizontal
※今回着用しているビズポロはほぼ完売状態ですが、6月末に再入荷いたします。
私がこれまたよく着用しているヘリンボーン柄のホリゾンタルカラー ビズポロはまだ若干在庫がありますので、よかったらこちらをお試しください。
ヘリンボーン柄のほうがよりビジネスライクに見えます。
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/knit-shirts/ms_8014-h03a-1
ポケットチーフは麻100%の白無地ポケットチーフ。
リネン100%というとカジュアルなイメージが強いかもしれませんが、ポケットチーフにおいてはリネン100%の白無地のものは一番フォーマル度の高いアイテムなんです。
素材の特性から折り目がつきやすく、形を作りやすいので、私はスリーピークスで挿すことが多いですが、今回はTVフォールドで挿してみました。
ビジネスシーンではTVフォールドのほうがしっくり来るかもしれません。
シューズはネイビーのスウェードローファー。
普通であればスーツにローファーはおすすめしません。
基本的にはカジュアルな趣のシューズだからです。
それをわかった上で今回はあえてローファーを合わせたのは清潔感があり、かついい意味で軽快感を出したかったからです。
今回合わせたローファーはスウェードなのでよりカジュアルですが、ソールの厚さはやや厚め。
甲の部分もアメリカントラッドタイプと比較すると長めの、ヨーロッパ風のローファーをチョイス。
このような形のローファーであれば、スーツスタイルに合わせても違和感はありません。
プレーンなスーツでのノーネクタイスタイルの場合、工夫できるところはシャツとシューズ。
この2点をポイントにコーディネートしました。
※秋冬はスーツにローファーを合わせるのは基本おすすめしません。
あくまでクールビズ期間中でのご提案とお考えください。