2024.08.23 / 知人の結婚式で着用するワイシャツの色は何色がいいですか?NGなワイシャツの色は何色ですか?
シーズン的に秋、特に11月は一番結婚式が多いシーズンです。
気候的に台風も少ないし雪も少ない、そして気温が暑すぎず寒すぎず安定しているのが一番の理由でしょう。
それがあってか、8月に入ると新郎が着用するシャツやネクタイ・アスコットタイなどの質問や問い合せが徐々に増えてきます。
しかしながら招待される知人の方々も8月くらいから探し始める方、結構多いです。
11月に着用するビジネス用のワイシャツを8月から探す方はそうそういらっしゃらない気がしますが、お祝いごととなると話が違いますね。
そこで質問がぼちぼち来出すわけですが、最近多いのは生地の色柄に関わる質問が非常に多いんです。
個人的には襟型が先かなと思ったりするのですが。
そこで今回は知人の結婚式で着用するワイシャツの色は何色がいいですか?NGなワイシャツの色は何色ですか?というテーマでお話をいたします。
今回は知人の結婚式・披露宴に招待されて参列するというシチューエーションでお話いたします。
上司や親族といった目上の立場の場合は正式なコーディネートで臨んでいただきたいので、それは過去にすでにUP済みの「結婚式に参列する際の正式なコーディネート」という動画をご参照くださいませ。
ページ下部のリンクよりご覧ください。
♦動画目次
00:00 知人の結婚式で着用するワイシャツの色は何色がいいですか?NGなワイシャツの色は何色ですか?
02:43 知人の結婚式で着用するワイシャツのおすすめの色①
06:50 知人の結婚式で着用するワイシャツのおすすめの色②
10:08 知人の結婚式で着用するワイシャツのおすすめの色③
12:52 知人の結婚式で着用するワイシャツでNGな色柄
♦おすすめの色について
【おすすめの色①】
一番おすすめなのは白無地です。
白無地に関しては以下の写真のような織り柄の有無はどうですか?と問われることがあります。
ですが、一番理想なのは織り柄が入っていないツルッとしたTHEワイシャツ的存在の生地=ブロードが一番おすすめです。
・織柄のある生地例
・ブロード生地
逆に言うと正式なコーディネートの場合は白ブロードじゃないとだめなくらいです。
といったときに白ブロードだと面白みにかけるので、織柄が入った白無地はどうですかね?という質問が多いのだと思います。
私がお答えしているのは「織り柄が入っていてもいいですよ、知人や同僚の立場であれば」です。
あまりに織り柄が大きいものや目立ちすぎるものはおすすめしませんが、普通に販売している白の織柄ワイシャツであれば私はOKだとおすすめしています。
お若い方であれば、結婚式でスタイリッシュにコーディネートしたいという気持ちはよくわかりますし、度が過ぎてなければフォーマルコーディネートをおしゃれにしたいという考え方はむしろいいことかなと思ったりもします。
ただ参列される方々に目上の方が多い場合は、織り柄でも目立たないものにしたほうが無難です。
色に関してはある一定ルールがあるのでこのようにお話していますが、織り柄の有無に関しては、こういうシチュエーションのときはOKでこういうときはNGと明確にお話できる方はご年輩の方でもほとんどいません。
そういう意味では基本線をしっかり抑えて、おどおどしないで自信を持って着用・立ち振る舞うことが一番大切かなと思います。
そういう観点で見ると、参列者にどういう方が多いかが実は結構重要です。
これを事前にある程度把握すれば、どこまでコーディネートを気崩していいかが決まると言っても過言ではありません。
参考まで。
【おすすめの色②】
次におすすめの色は薄いブルー=水色、サックスです。
サックスのいいところはネクタイの色を合わせやすいこと。
実は白以上にコーディネートしやすいです。
ビジネスシーンでもよく使われる色なので、ビジネス・フォーマル兼用で上質なサックスのワイシャツを持っておくのはおすすめです!
織り柄については白と同じく、織り柄が大きいものや目立ちすぎるものはおすすめしませんが、普通にワイシャツとして販売されているレベルならばOKとお伝えしておきます。
【おすすめの色③】
次におすすめなのがクレリックシャツです。
襟とカフスが白無地のワイシャツのことをクレリックシャツといいます。
色というより形に近いですが、色柄に関わってくるものであるのは間違いないのでここで挙げておきます。
クレリックシャツは英国だと正式なフォーマルシーンで着用していいシャツとして、英国王室の方々が最近はトレンドのようにこぞって着用されているシャツなので、そういう意味では格式としては最上級に近い形のシャツですが、日本ではほとんど着好している方がいらっしゃらないです。
私は見かけたことがないくらいです。
なので格式を重んじつつ、スタイリッシュにコーディネートするならクレリックシャツはおすすめです。
クレリックシャツの場合、基本はサックス無地が一番オススメです。
遠目から見たら無地に見えそうな細かいストライプだったらギリギリOKと言いたいところですが、できれば避けたほうがいいでしょう。
フォーマルシーンにストライプやチェックと言った柄物は基本NGなので。
【おすすめの色④】
最後にパステル調シャツ=ピンク・黄緑・黄色といった明るめの色がおすすめ。
ルール上はOKですが、ダークスーツ=特に黒にパステル調を合わせるとスーツとシャツのコントラストが出すぎてしまい、ネクタイのあわせも難しくなります。
さらに、おそらくビジネスシーンであまり着用しない(というかできない)色を新たに購入するのは少しもったいないかなと思ったりします。
パステル調だったら 薄めのピンクがおすすめ。
フォーマルで使うシルバー系のネクタイは相性抜群です。
色としては以上ですが、フォーマルの場合はネクタイ着用が必須になります。
ということで言えばシャツの色だけでなくネクタイの色の組み合わせを考えてシャツの色を選ぶ必要があります。
結婚式に参列する際のネクタイの選び方については、過去に動画をUPしておりますので、そちらをあわせてご覧の上、ワイシャツの色を選ぶ際の参考にしてください。
ページ下部のリンクよりご覧ください。
♦NGな色柄について
最後に結婚式に参列する際にNGな色柄は黒・ネイビー・濃いブルー・赤といった濃い色はNGです。
フォーマルは新郎よりも目立たないことが大事ですが、濃い色は新郎よりも目立ってしまいます。
また、ストライプやチェックもNGです。
これらは結婚式に参列する際には絶対に選ばないでください。
ガーデンウェディングでしたらありです。
♦まとめ
▼知人の結婚式で着用するワイシャツの色は何色がいいですか?
1.白(織り柄が入っていてもOK)
2.水色=サックス(織り柄が入っていてもOK)
3.クレリックシャツ=水色無地のものを選ぶ。織り柄は入っていてもOK。
4.パステル調=薄いピンクがおすすめ(織り柄が入っていてもOK)
▼結婚式に参列する際にNGな色柄は?
1.黒
2.紺
3.濃い色(濃いブルー、赤など)
4.ストライプ
5.チェック
(無地以外はNGです)
♦関連商品・動画紹介