2024.07.26 ドレスコードってなんですか?【男性・メンズ版】
実は秋に会社としてちょっとしたイベントを開催することになりました。
そのイベントの趣旨や使用する会場の雰囲気を考えると、ドレスコードを設定したほうが良いと思い、どのあたりにしようか考えたのですが、自分が思っていたのが既存であるドレスコードのちょうど中間位がいいなって感じでした。
結局どう設定したのか?
その辺の経緯も踏まえつつ、そもそもドレスコードとは?男性の場合ドレスコードにどんな種類があるのか?についてお話いたします。
目次
♦動画目次
00:00 ドレスコードってなんですか?
01:45 ドレスコードとは?
03:16 男性のドレスコードの種類
13:19 主催者側が指定するドレスコードについて
16:31 まとめ
♦ドレスコードとは?
特定のイベントやシチュエーションにおいて、どのような服装を着るべきかを定めた規則やガイドライン=これをドレスコードといいます。
ドレスコードには、服装の形式・種類、色、スタイルといった要素が含まれます。
ドレスコードは、その場にふさわしい雰囲気や文化、マナーを保つために設定され、他の参加者との一体感を持つことができます。
また、ドレスコードに準ずることで、自身の立場や役割にふさわしい印象を与えることもできます。
ドレスコードは単なる服装の規定ではなく、その場にふさわしい振る舞いや態度を示すための重要な道しるべとなるわけです。
ということから、ドレスコードの指定がある場合は、イベントやパーティーといった会の招待状に明記されているのが一般です。
♦男性のドレスコードの種類
ドレスコードにはどんな種類があるのか?ですが、格式高い順にお伝えします。
《①フォーマル》
フォーマル=日本語だと正礼装と呼びます。
昼の場合はモーニングコート、夜の場合は燕尾服もしくはタキシードになります。
●モーニングコート
●モーニングコート
●燕尾服・テールコート
●タキシード
昼の正礼装=モーニングコートの場合は着用する方が主賓に限られるので、招待状にモーニングコートの指定はありません。
夜の正礼装の場合、燕尾服はホワイトタイ、タキシードはブラックタイと招待状に指定があります。
日本の場合だと燕尾服を着用するシチュエーションは一般の方は限りなく少ないので、指定があるとすればブラックタイのほうが多いと思います。
どういう立場の方が着用するのか?どんなコーディネートをするのかは過去に動画をUPしております。
ご興味ありましたらページ下部にご案内しておりますのでご覧ください。
《②セミフォーマル》
セミフォーマル=日本語だと準礼装といいます。
これは昼の場合はディレクターズスーツ、夜の場合はタキシードがセミフォーマルでも使えます。
●ディレクターズスーツ
●タキシード
セミフォーマル=準礼装も結婚式やイベントで着用するべき立場の人はある程度決まっており、結婚式では新郎新婦の親族や上司、イベントでは主賓クラスのゲストとして出席した際に着用する服装のため、招待状に準礼装の指定はありません。
ですので自分がどういう立場で参列するのかを見極めたうえで選ぶのが準礼装です。
昼のフォーマルとセミフォーマルはザ・ドレスコードって感じです。
ではどういう立場の方が着用するのか?どんなコーディネートをするのかは準礼装に関しても過去に動画をUPしております。
タキシードはすでにご紹介しているので、ディレクターズスーツのLINKについても投稿欄に貼っておきますので、ご興味ある方はご覧下さいませ。
ある程度年令を重ねた立場のある方でしたら、個人的には持っておいたほうがいいかなと思うくらい、ディレクターズスーツは使えます。
「セレモニーシーンのフォーマルコーディネート。昼の準礼装=ディレクターズスーツ」という動画を過去にアップしております。ご興味ありましたらページ下部にご案内しておりますのでご覧ください。
《③インフォーマル》
インフォーマル=日本語だと略礼装といいます。
略礼装は昼夜かかわらず、濃紺やチャコールグレーといったダークスーツを着用するのが基本です。
●ネイビースーツ
●チャコールグレーのスーツ
結婚式やイベントに一般のゲスト=参列者として参加する場合に略礼装が当てはまります。
結婚式の招待状では略礼装の指定はありませんが、イベントや式典・パーティーの場合、平服の指定がある場合は略礼装で参列して下さい。
略礼装にブラックスーツを含む考え方が日本の場合一般的ですが、フォーマルシーンでブラックスーツを着用するのは日本だけなので、個人的にはあまりおすすめしません。
特に式典やパーティーのときはなおさらです。
ですが日本の場合、結婚式にスーツで参列する際にブラックスーツを着ている方が多いのは事実ですし、ある意味それがデフォルトになっている部分も否めないので、結婚式のときはブラックスーツはアリとお伝えしておきます。
式典やパーティーではブラックスーツはおすすめしません!
略礼装のコーディネートに関しましては、5本の関連動画がありますので、ご興味ある方はページ下部にご案内しておりますのでご覧ください。
《④スマートカジュアル》
インフォーマル(略礼装)より更にカジュアルなスタイルがスマートカジュアルです。
ややカジュアルなパーティーの招待状や、ホテルのレストランに入る際のドレスコードとしてスマートカジュアルを指定されることが多いです。
コーディネートとしてはジャケット+シャツ+パンツの組み合わせが一般的で、ネクタイはしないのが基本です。
ですが、やってはいけないことは若干あるものの、厳密に細かくこうするべきというルールはありません。
あるとすればスマートカジュアルの場合はスーツはやめたほうがいいです。
ということでスマートカジュアルはかなりカジュアル度合いが高いコーディネートなんですが、実はこういうコーディネートのほうが難しいですよね。
スマートカジュアルの動画もシーズンに合わせて過去2本動画を撮ってあります。
ページ下部にご案内しておりますので是非ご覧ください。
個人的にはドレスコードはこの4種類を覚えておけばほぼ間違いないです。
①フォーマル=正礼装
②セミフォーマル=準礼装
③インフォーマル=略礼装
④スマートカジュアル
たまにスマートエレガンスやビジネスアタイアというドレスコードも出てきたりしますが、私は過去にこれらのドレスコードを指定されたことはありません。
もしスマートエレガンスやビジネスアタイアと指定された場合は、タイドアップのスーツスタイルでおしゃれにして下さい、ぐらいで考えればいいです。
平服のおしゃれ版くらいで考えていただければOKです。
ドレスコードの種類に関しては以上です。
♦主催者側からのドレスコード指定について
招待される側としては、ドレスコードが指定されていればそれに従うだけなのでそんなに難しくはありませんが、問題は主催する側に立ったときです。
前述の通り今回の私がそうです。
今回は弊社の周年記念パーティーを企画する際のドレスコードで迷いました。
何も指定しないと非常にカジュアルになってしまうことは間違いない、しかし私の周りで昨今スーツを着用する方が少なくなっている中で、平服で指定するとわざわざスーツを新調しなくてはいけなくなってしまうかもしれない。
そこで私は今回「平服もしくはスマートカジュアルでお越しください」と招待状に明記いたしました。
衣類を扱っている弊社が企画するパーティーなので、おしゃれにはしてほしいけど、スーツじゃなくてもいいです。
でもスーツが好きな方はスーツも当然OKですよ!的なスタンスですね。
本来ドレスコードは一番最初にお伝えした通り、単なる服装の規定ではなく、その場にふさわしい振る舞いや態度を示すための重要な道しるべなので、どちらか一方にするのが普通なんですが、昨今のビジネスウェア事情を鑑みて今回は2つのドレスコードを併記しました。
おそらく邪道な考え方なんでしょうが、こんな決め方もありかなと思って設定しました。
いやー、ドレスコードは指定する側に回るとほんと難しいです。
最後は余談でしたが、男性のドレスコードについてお話いたしました。
♦まとめ
ドレスコードは基本4種類
①フォーマル=正礼装
②セミフォーマル=準礼装
③インフォーマル=略礼装(平服)
④スマートカジュアル
スマートエレガンスやビジネスアタイアと指定された場合は③と同じと考えれば間違いないです
♦関連商品・動画紹介
⇒ セレモニーシーンのフォーマルコーディネート。昼の正礼装=モーニングコート(動画)
⇒ セレモニーシーンのフォーマルコーディネート。夜の正礼装=テールコート&タキシード(動画)
⇒ セレモニーシーンのフォーマルコーディネート。昼の準礼装=ディレクターズスーツ(動画)
⇒ 友人の結婚式にスーツで参列する際のコーディネート【20代・30代向け】(動画)
⇒ 結婚式にスーツで参列する際の正式コーディネート【40代・50代向け】(動画)
⇒ グレースーツ+白シャツにおすすめのネクタイと衿型(動画)
⇒ これはNG!スーツで結婚式に参列する際にやってはいけないコーディネート・マナー(動画)