2023.01.27
着心地抜群+エコ+超高機能!REDA ACTIVEのウールを使ったワイシャツ登場!

 

今回はozie│オジエの新商品のご紹介をします。
それはMade in Italy=イタリア製の生地を使用したワイシャツです。

イタリア製の生地を使用したワイシャツなら、アルビニやトーマス・メイソンの生地を使用したワイシャツをもともとozie│オジエでは販売しているじゃないですか!という方は相当のozie通。
今回使用してるイタリア製生地はただのイタリア製シャツ生地ではありません。
使っている生地は綿100%ではなくウール100%のシャツ生地なんです!

ではどんなイタリア製ウール100%生地なのか?
そしてなんでozie│オジエでウール100%のシャツを生産することになったのか?
経緯や生地の特徴を今回お話しいたします。

 

♦動画目次

00:00 REDA ACTIVEのウールを使ったワイシャツ登場!
01:14 ozieでウール100%のシャツを生産するまでの経緯
02:17 REDA社ってどんな企業?
03:08 使用生地=REDA ACTIVE TROPICALについて
05:49 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット①
06:37 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット②
07:35 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット③
08:40 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット④
09:43 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット⑤
11:38 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット⑥
12:38 REDA ACTIVE TOROPICALをドレスシャツに使うことのメリット⑦
13:43 まとめ

♦REDA ACTIVEのウールを使ったワイシャツ登場!

ozie|オジエ REDA ACTIVE・ドレスウールシャツ

オジエの新商品。
襟型こそホリゾンタルカラー・イタリアンカラーボタンアリ・イタリアンカラーワイドと3種類ありますが、パッと見た目は普通のワイシャツにみえると思います。

実はこのシャツ、ウール100%で作られているシャツなんです。
使っているウール100%生地がこれまた普通のウール100%ではありません。
スーツを着用されている方なら、また有名ブランドやセレクトショップで取り扱っているスーツやジャケットの右袖口にこの写真のようなネームを見たことがある方は多いのではと思います。
このウール100%はイタリアのREDA社が作っているイタリア製の生地を使用してるんです。

ozie|オジエ イタリアREDA(レダ)社のネーム

♦ozieでウール100%のシャツを生産するまでの経緯

2021年に共通の知人を通して、REDA JAPANの代表を務めていらっしゃる上野伸悟さんと知り合いになり、一度会社訪問させていただきました。
私前職、と言ってももう20年以上も前になりますがバーニーズニューヨークのスーツフロアーで働いていたこともあって、イタリアのインポート生地には今でも非常に興味があって、とりわけ昨今いろいろなセレクトショップで使われているREDAに興味があったのですが、代表の上野さんから「シャツに使える面白い生地がありますよ」と連絡を受け、さらに興味津々状態でお伺いしたのが2021年12月でした。

そもそもREDAの歴史を簡単にお話いたしますと、1865年に毛織物が有名なイタリア北部ビエラ地区で創業した老舗梳毛生地メーカーです。
老舗でありながら最新機器を導入することによる生産の効率化・オートメーション化を進め、高品質ながらコストパフォーマンスに優れた生地を開発・生産し続けている革新的な生地メーカーです。

ozie|オジエ 効率化・オートメーション化を進める革新的な老舗生地メーカー・イタリアREDA社

そして、オフィスに伺って見せていただいた生地が、「REDA ACTIVE」だったわけです。

ozie|オジエ REDA ACTIVEの下げ札

今回のシャツに使用しているウール100%は、REDAのウール生地の中のコレクションの一つ~REDA ACTIVE TOROPICALというシャツ用に開発された生地です。
しっかりとしたブロード=タイプライターの生地に似た感じでありながら、さらっとしていてぬめり感(※1)のある肌触りです。
このシャツ用に開発されたというREDA ACTIVE TOROPICALは、まずイタリア製のSUPER120’Sの高品質メリノウールを使用しています。

余談ですが、今回のシャツに白シャツがあります。
ウールだと白に染めるということが技術的に大変難しく、ウール100%で白生地を生産することは難しいと言われています。
ですが、REDA ACTIVE TROPICALはウールで白を実現させています。
といっても完全な白かと言われれば、やや生成りっぽい白生地です。
シャツ生地の白と並べるとREDA ACTIVE TROPICALの白は生成りっぽく見えますが、比較せずにこのシャツ一枚で着用していたら白シャツにしか見えません。
このあたりが老舗でありながら、革新的な生地メーカーである由縁ですね。

ozie|オジエ 8014W-U10A-WHITE・ドレスウール白シャツ

ozie|オジエ 8014W-U10A-WHITE・ドレスウール白シャツ・生地アップ

ということで品質は会社の歴史や生地を採用しているセレクトショップの多さなどから迷うところは何もありませんが、お話を聞いていて「REDA ACTIVE TOROPICAL」をドレスシャツに使うことで沢山のメリットがあることが判明!
そのメリットがozieでシャツをご購入いただいている皆様と非常に親和性が高いと思い、採用しドレスシャツとして生産しました。

(※1)細くて柔らかい羊毛の繊維からもたらされる触ってのなめらかさ、しなやかさ、柔らかさの混じった感覚で、毛質の良さからくる柔らかさ

♦REDA ACTIVE TOROPICALをワイシャツに使うことのメリット

①家庭洗濯ができる~ウオッシャブルウールであること

本来ウールは水洗いをすると縮んだり風合いが変わってしまうことがあるので水洗いは基本厳禁です。
しかしREDA ACTIVEはREDA独自の防縮加工を施すことにより、ご家庭の洗濯機で普通に水洗いができます。
(ただウールは防汚性を持っているので、汚れが付きにくく落ちやすいです。なので洗濯機でなくてもつけおき洗いで十分です。)

 

②防しわ性がある

REDA ACTIVEには形態安定加工を施しているわけではありませんが、非常に強力な防しわ性能があります。
ネットに入れて洗っていただき、洗濯後すぐにハンギングして干していただければシワが勝手に伸びます。
アイロンがけはほぼ不要のレベルです。(シワの出方について、許容範囲は個人差がありますので、この点はご了承くださいませ。)
ソフトながらハリ・コシがあってウオッシャブルであるREDA ACTIVEの特性と、繊維に弾力や回復力があるウールがもつそもそもの特性がミックスされて、強力な防しわ性を実現しています。

 

③抗菌防臭&防汚効果がある

加工で抗菌消臭を施しているのではなく、ウール特性です。
ウールはにおいの元となる細菌の増殖を抑制し、においを吸収する力を持っています。
スーツだとあまり感じることのない効果だと思いますが、皮膚に近いワイシャツにはこの効果は絶大です。
またウールは特性として防汚性を持っているので、汚れが付きにくいのもポイントです。
個人的にテストしてみたのですが、出張時に2日連続で着用しても通常においは気にならないレベルです。
(防臭効果について、許容範囲は個人差がありますので、この点はご了承くださいませ。)

 

④オールシーズン用の温度調整~吸湿性・通気性・断熱性が高い

ウールは体温や外気温の変化に対応=快適に着用できる特性があります。
暑い時は汗をかきますが、ウールの繊維の内側には親水性があり、湿気=汗を吸収します。
ウールは綿の2倍の吸水力があるんです。
さらに、ウールは吸水された水分を上手に蒸発・発散させる特性も持っています。
これらの事から汗をかいても吸収し、蒸れが少なくさらっと快適に着用できます。

寒い時はウールの繊維内に乾いた空気を含み断熱効果を高める特性があります。
衣服内を暖かく保ちながら寒い環境から体を守ってくれます。
このようにウールは冬暖かく、夏涼しく過ごすことができる温度調節機能が備わっています。

 

⑤軽くて着心地抜群~通年着用可能

ウールというと重い印象がありますが、REDA ACTIVEは軽いです。
ソフトでシャツ生地とは異なるドレープ感がありながら、ハリ・コシのあるシャツの使用に最適な薄手のSUPER 120’sのメリノウールを使って80番手双糸の生地に仕上げています。
通気性がよく、肌触りはさらっとしています。
見栄え・厚さはシャツ生地でいうところの前述の通り、タイプライターに近い感じです。
ということでREDA ACTIVE TROPICALはウールらしい起毛感は皆無。

REDA ACTIVE TROPICAL使用シャツは通年着用可能ですが、個人的には春秋冬の3シーズンがおすすめです。
夏はしっかりしている生地だけに少し暑さを感じるかなと思います。

関連して一点お伝えしておくこととしてはウールは素肌で着用するとチクチク感を感じますが、REDA ACTIVE TROPICALはほとんど気にならないレベルです。
私は生産前にテストで下着を着用せずに素肌で直に着用しましたが、それでもチクチク感はありませんでした。
このチクチク感については、個人的な印象として個人差はあると思います。
なので敏感肌の方はもしかすると気になるかもしれませんが、この場合は下着を着用すれば問題ないと思います。

 

⑥ナチュラルストレッチ

Tシャツで使用されるジャージー素材のREDA ACTIVEほど伸縮性はありませんが、シャツ生地メインのREDA ACTIVE TOROPICALにも横方向に若干ですがナチュラルなストレッチ性があります。
美しいドレープが出るソフト感とナチュラルなストレッチ性がある生地特性を考えて、ozieで一番細いスリムフィットのサイジングで生産しました。

 

⑦高品質でありながら機能的、そして環境にやさしい素材

ウールは天然繊維なので最終的に土に還ります。
生分解性があり、それでいて上記の通り機能的であること。
REDAのニュージーランドの自社牧場で羊の健康に配慮されたニュージーランドメリノウールを使用・進化させたREDA ACTIVE。

シャツ生地と比較すると決して安価とは言えませんが、高品質かつ機能的でありながらエコでサスティナブルな素材であると言えます。
これはREDAの代表の上野さんがここ最近声高に訴えていることで、この部分がすごく響きました。

ozie|オジエ ニュージーランドメリノウール

 

以上です。

機能性てんこ盛りで、ozieのシャツをご購入いただいている皆様に気に入っていただけるのではと自信がありますが、この生地を使用した大きな理由の一つが最後の環境にやさしい素材であるということです。
ozieではポリエステル繊維を使用しているシャツもあるので、全てにおいて環境にやさしい素材でご提供できているかと言われればそうではないかもしれません。
ですがozieには「適時・適品・適量をモットーに、環境にやさしい企業を目指します」
というビジョンがあり、その中でお客様に必要とされる物を、必要とされる時期に、必要とされる数量生産し、原材料や資源を有効に使用し循環させる、環境に配慮した企業を目指します。と一筆書いております。
この環境に配慮するという部分で、REDA ACTIVE TROPICALを使用することがお客様のお役に立つだけでなく、環境問題でもお役に立てるのではと思って共感した部分が今回の生産に至った理由として大きいです。
REDAの生産背景を知り、“伝統と革新”をキーワードにシャツを生産しているozie│オジエでぜひREDAのウール生地を使用してシャツを生産したいと思い、この生地を使用しました。

♦まとめ

①家庭洗濯ができる~ウオッシャブルウールであること

②強力な防しわ性がある

③ウールの特性である抗菌防臭&防汚効果がある

④オールシーズン用の温度調整~吸湿性・通気性・断熱性が高い

⑤軽くて着心地抜群~通年着用可能

⑥ナチュラルストレッチ

⑦高品質でありながら環境にやさしい素材

♦関連商品・動画紹介

⇒ REDA ACTIVE TOROPICALのウール100%を使用したワイシャツ商品ページ一覧

 

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