2021.12.29
洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ5種類

 

洗濯後のお手入れが楽なワイシャツを探してozieのサイトやショールームにいらっしゃる方が非常に多いです。
そのご要望にお応えするためにozieでは、洗濯後のお手入れが楽な素材を使ったワイシャツを充実させているつもりです。
結果、洗濯後のお手入れが楽なワイシャツの種類が5種類にもなりました。

しかしお客様から違いがよくわからないというお声を頂戴するのも事実です。
よって今回はozieがおすすめする洗濯後しわになりにくい素材を使ったワイシャツ5種類を、ワイシャツを扱ってきて20年以上の私の経験を踏まえたうえで主観を多少入れてお話しします。

 

♦動画目次

00:00 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ5種類
01:30 逆にしわになりやすい素材は?
02:21 洗濯後のアイロンがけを楽にする方法
04:26 しわになりずらい素材の選定基準
05:24 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第5位
09:03 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第4位
11:44 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第3位
13:18 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第2位
15:03 洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第1位
16:38 1~5位の比較表(止めてじっくり見てください)
17:01 まとめ

♦しわになりやすい素材は?

一番しわになりやすいのは「麻」です。
これはイメージ的に皆さまもわかりやすいと思います。

二番目は「綿100%」です。

これらはしわになりやすいところを補って余りあるいい面がたくさんあるのですが、しわになりやすいかどうかと言う観点だけでお話しすると事実です。
素材の特性上致し方ないということで覚えておいてください。

♦洗濯後のアイロンがけを楽にする方法

洗濯後のアイロンがけを楽にする方法の一番のコツは、実は洗濯の仕方にあります。

 

①洗濯ネットに入れて洗うこと!
着用後、洗濯機に入れる前に軽くたたみ、洗濯ネットに入れて洗うだけで洗濯後のしわの出方が軽減されます。
ボタンを全部閉めてたたんで入れるとより効果的です。

しわがたくさんできるのは他の衣類と絡むから!
ネットに入れて絡まないようにすることが洗濯後のお手入れを楽にする最大の方法といっても過言ではありません。

これからご紹介する5種類のシャツをネットに入れて洗うと、お手入れが非常に楽になります。
正直普通の綿100%や麻100%でもネットに入れて洗うだけで、しわの出方がびっくりするくらい変わります。

 

②脱水の時間を短くすること。
通常の全自動洗濯機ですと数分とかなり長めに脱水をかけることが多いですが、これを1分にすると、しわができにくいのと水の重みも加わって干している間にしわが伸びやすくなります。

 

③洗濯が終わったらそのまま放置しないですぐ干すこと!

 

♦しわになりずらい素材の選定基準

これからしわの出方やお手入れの楽さについてお話ししますが、これはワイシャツを扱ってきて20年以上の私の経験を踏まえた主観でお話しします。

正直全くしわができないシャツ生地なんてこの世に存在しません。
シャツの検査項目の一つにW&W(ウオッシュ&ウェア)性という洗濯後のしわの残り具合を示す指標がありますが、実際のしわの出方はこの数値の高い低いだけで測れない部分もあります。
またどれくらいのしわが許せてどれくらいのしわが許せないという感覚も各個人の主観によるものが大きいです。
なのでこれまでの私の経験を踏まえたうえでしわの出方やお手入れの楽さについて主観的にお話ししているということをご理解いただいたうえでご覧いただけますと幸いです。

ではozieで扱っているシャツの中で洗濯後のしわになりにくい素材を使ったワイシャツを5位から順番にお話しします。

♦洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第5位

【イージーケア加工シャツ】

生地の風合いや見栄えを活かしつつ、しわになりにくい加工を施したシャツ。

 

イージーケア加工という加工が付いたシャツのことですが、イージーケアは綿100%についていることが多いです。
ozieで取り扱っているイージーケアは一部ストレッチ素材を使用したシャツがあるものの、すべてほぼ綿100%で、120番手双糸といった高番手のいい素材を使用した綿100%によく使っています。

Q:なぜ綿100%、とりわけ高番手の素材によくイージーケア加工を付けるのか?

生地の風合いや見栄えを活かしつつ、しわになりにくい加工を施した加工がイージーケア。
綿100%はしわになりやすいですが、肌触りや見栄えは逆にワイシャツ生地の中でもNO.1に匹敵する素材。
特に高番手のワイシャツは肌触りは非常にいいですが、逆にしわになりやすく、アイロンがけが実は結構大変な素材でもあります。
なので綿100%の特性を生かした状態でお手入れを楽にするためにイージーケア加工を多用しています。

 

しかしながら、生地の風合いを生かす分、防しわ性は劣ります。
そもそも綿100%はしわになりやすい素材です。
なので洗濯後にしわができないというよりは、洗濯後のアイロンがけが楽になると思っていただくほうがいいと思います。

個人的にイージーケアがかかっているワイシャツのアイロンがけはかかっていないものと比較すると半分くらいの時間で終わる感覚です。
綿100%の高番手素材の肌触りや見栄えを活かすことメインで、多少のアイロンがけは致し方ないと考えていただける方におススメです。

個人的にはそれでさえもネットに入れることで、よりお手入れが楽になると思っています。
ちなみに今日動画内で着用しているのは120番手双糸のイージーケア加工シャツですが、これはノーアイロンの状態です。

 

●イージーケア加工シャツ一例
ozie|オジエ イージーケア加工シャツ・8023-a10b

♦洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第4位

【綿100%の形態安定加工シャツ】

綿100%素材に形態安定加工を施した生地を使用したシャツ。

 

Q: 形態安定加工とは?
繊維を薬品につける液体加工や熱処理による樹脂加工などをして、防しわ性を向上させる加工のことです。
製品を縫製する前の生地の段階で加工します。

 

形態安定加工は、イージーケア加工より防しわ性能は格段に上がります。
これを綿100%にかけることで、洗濯後のしわの出方はかなり軽減されますが、しわをできにくくするために生地が若干固くなるので、綿100%の風合いが若干落ちることがあります。
ただ個人的にですが、最近の加工技術では風合いが落ちていると感じることはありません。

なのでozieでは綿100%の風合いで防しわ性能も高い綿100%の形態安定加工シャツのバリエーション増に力を入れて、ozie独自のオリジナル素材を多数生産しています。
オリジナルで作らないと、バリエーションも増やせないし、安定した防しわ性能を出しにくいと考えているからです。

しかしながら、綿100%はもともとしわができやすい素材なので、永久的にノーアイロンでいけるかというとそうではありません。
最初のうちはノーアイロンでいけますが、洗濯の回数を重ねることによって、徐々に小じわが目立つようになってきます。
その小じわが気になるようになったら、軽くアイロンがけしてください。

イージーケア加工と一緒で、形態安定加工は生地の上をアイロンがすべるようにかけやすいので、アイロンがけが非常に楽であることは間違いないです。
これに関してもネットに入れて洗うことで、しわの出方が全く変わってきます。
しわが気にならない方はノーアイロンでいけるレベルだと思います。

 

●綿100%の形態安定加工シャツ一例
ozie|オジエ 綿100%形態安定加工シャツ・8051-s05b

♦洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第3位

【綿/ポリエステル混の形態安定加工シャツ】

綿とポリエステルからなる生地に形態安定加工を施したシャツ。

 

形態安定加工シャツと言えば一般的にはこの綿/ポリエステル混がメジャーです。
なぜかというとポリエステルは綿100%と真逆にしわになりにくい素材。
そのポリエステルを風合いのいい綿100%とブレンドすることで、着心地のよさと強力な防しわ性のいいとこどりをしたのがこの綿ポリエステル混の形態安定加工シャツなんです。

 

ただ良いところとしては強力な防しわ性のほうが勝り、着心地・風合いは綿100%にはかないません。
防しわ性能的に見ると、綿100%の形態安定加工をはるかにしのぐ防しわ性で、ノーアイロンで着用できる期間がかなり長い感じです。
なので着心地、見合え以上に防しわ性重視の方はこちらをおすすめします。

ozieでは吸湿速乾素材であるクールマックス使用シャツが綿ポリエステルの形態安定加工シャツにあたり、価格がお求めやすいのが特徴でもあります。

 

●綿/ポリエステル混の形態安定加工シャツ一例
ozie|オジエ 綿ポリエステル混・形態安定シャツ・8051-a07a

♦洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第2位

【ニット生地使用シャツ=通称ビズポロ】

Tシャツやポロシャツで使用するニット生地を使用してワイシャツの形で生産したシャツです。

 

いいところは洗濯後、すぐに干していただければほぼノーアイロンで着用できるところ。
Tシャツとかポロシャツにアイロンをかける方はほぼいないはずです。
その生地を使っているので、このニットシャツもアイロンがけはほぼ不要といえる由縁です。
また、着心地はソフトで軽く、お手入れのしやすさと相成ってストレスフリーといっても過言ではありません。
 

もし弱点らしい弱点を上げるとすれば、ソフトである=ワイシャツ生地のハリ感がないということ。
ワイシャツはパリっとしてなくちゃ!という方にはソフト感がお気に召していただけない可能性が高いです。
後見た目に若干ニットシャツ生地感が分かること。

ozieではニットシャツっぽく見えない生地を厳選して使用していて、着用してしまえばニット生地っぽくは見えないのですが、気にされる方がいらっしゃるのは事実です。
さらに、ozieでは綿100%と綿ポリエステル混のクールマックスを使用したニット生地という具合に2種類のニットシャツを販売していますが、着心地は抜群ですが綿100%のほうがしわが若干出やすいです。

 

●ニット生地使用シャツ一例
"ozie|オジエ ビズポロ・ニットシャツ・8054-Y03A-1

"ozie|オジエ ビズポロ・ニットシャツ・8054-Y03A-2

♦洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ 第1位

【クールマックススーパードライ】

ポリエステル100%生地を使用した吸湿速乾、防しわ性に優れた全天候型素材を使用したシャツ

 

これがお手入れが楽なozie一押しのシャツです。

なぜお手入れが楽かといえばポリエステル100%ということです。
先ほどもお話ししましたが、ポリエステル100%はしわができにくい素材。
なので素材的にはネットに入れて洗濯していただければほぼノーアイロンで着用可能です。

 

着心地的にはソフトで肌触りもいいです。見栄え的にもい意味で光沢感はありますが、ポリエステルの安っぽい素材感は感じられません。
このクールマックススーパードライ生地はクールマックスのオールシーズンという全天候型素材を使用しています。
詳しく説明すると長くなるのでしませんが、夏は涼しく感じるよう風通しがよくなり、冬は暖かくなるように糸が膨らんで保温性を上げるという機能素材であることもおすすめの一つです。

 

弱点を上げるとすればニットシャツと同じで、ソフトな分ハリ感がないこと。
なのでパリッとしたワイシャツじゃなきゃダメ、という方には向きません。
また合繊アレルギーの方は着用できないという面があります。

 

●クールマックススーパードライ一例
ozie|オジエ スーパードライシャツ・8070-e07a

♦まとめ

洗濯後にしわになりずらいozieのワイシャツ5種類

1位 クールマックス スーパードライ
2位 ニット生地使用シャツ=ビズポロ
3位 綿・ポリエステル混 形態安定加工シャツ
4位 綿100% 形態安定加工シャツ
5位 イージーケア加工シャツ

※私の経験に基づく主観が多少入っています
※洗濯ネットにシャツをたたんで入れて洗うと、しわの出方がかなり軽減されます。

ozie|オジエ 洗濯後のしわになりにくいワイシャツ5種類比較

♦関連商品・動画紹介

⇒ クールマックス・スーパードライ

⇒ ニット生地使用シャツ=ビズポロ

⇒ 綿・ポリエステル混 形態安定加工シャツ

⇒ 綿100%・形態安定加工シャツ

⇒ イージーケア加工シャツ

 


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