2021.10.28 ビジネスシーンでジャケットをノーネクタイでかっこよく着こなすには?秋冬・初心者編【40-50代向け】
コロナ禍、在宅勤務が多くなり、現在でも在宅+出社のハイブリッド型のテレワークをされている方が東京では多い印象。
それに伴い出社する際のドレスコードに変化が表れています。
ozieのショールームにいらっしゃる方によく伺うのは、春夏はノーネクタイは当然のこと、秋冬はスーツやジャケットにシャツの着用は必要になるがノーネクタイでOKになったというお話です。
過去ご提案したクールビズのコーディネートについてお話しした動画では、暑くなるまではスーツやジャケットはタイドアップで、梅雨明け後蒸し暑くなってからノータイでシャツとパンツを着用するスタイルに切り替えてみてはとご提案しています。
ということで実はジャケットスタイルにおけるノーネクタイのコーディネートについてきちんとご提案したことがないことに気が付きました。
なので今回はビジネスシーンで秋冬にノーネクタイでジャケットを着用する際のozieのご提案を、40-50代に年齢を絞ってお話しします。
秋冬のビジネスシーンでジャケットをノータイでかっこよく着こなすポイントは全部で8つあるというお話です。
目次
♦動画目次
00:00 ビジネスシーンでジャケットをノーネクタイでかっこよく着こなすには?
01:00 40-50代向けに絞って説明する理由
03:03 かっこよく着こなすポイント①②
05:01 かっこよく着こなすポイント③
06:05 かっこよく着こなすポイント④
08:25 かっこよく着こなすポイント⑤
12:03 かっこよく着こなすポイント⑥⑦
14:32かっこよく着こなすポイント⑧
15:52 まとめ
♦かっこよく着こなすポイント①②
① ジャケットはネイビー・グレー系の色合いのものを選ぶ。
② 基本無地系で柄は千鳥格子かグレンチェックといったベーシックな柄に絞る。
2つの項目は一緒に説明します。
なぜかといえばコーディネートしやすいからです。
そしてVゾーンやパンツの色を変えるだけで印象が変わるからです。
ネイビーやグレーの無地と言ってもジャケット生地の場合はスーツの生地と違って様々な種類があります。
秋冬で考えているので、お好みで選んでみてください。
柄は無地系がベスト。
へリンボーンのような織柄とか入っているのは全然OKです。
柄物が良ければ千鳥格子やグレンチェックと言ったクラシックな柄のジャケットをチョイスするのがおすすめ。
大柄なチェックやストライプはジャケット単体の印象が強すぎて頻繁に着用しているといつも同じようなものを着ているという印象を与えがちですし、コーディネートが少し難しくなるので、着数が揃ってきたらワードローブに加えることをおすすめします。
♦かっこよく着こなすポイント③
③ 形はシングルが基本だが、ダブルを選ぶのもあり。
形はシングルの2つボタン、または段返り3つボタンがおすすめです。
個人的には段返り3つボタンがおすすめです。
ただこれだと当たり前過ぎてちょっとという場合はダブルブレストのジャケットもおすすめ。
昨今いろいろなお店で見かけますが、ダブルブレストにもトレンドがあって最近は4つボタン1つがけのゆったりしたダブルブレストが多くなってきています。
これは40-50代がビジネスシーンで着用するのはいろいろな意味で難しいので、ダブルブレストを選ぶ場合は6つボタン2つがけを選ぶようにしてください。
♦かっこよく着こなすポイント④
④ パンツはウールのグレーが鉄板。濃淡で2本もてばOK!
チャコールグレーとミディアムグレーのウールパンツを1本ずつ持つだけでかなり使えます。
秋冬の場合フランネルやホームスパンが個人的におすすめ。
プラスするとすれば黒ですが、チャコールグレーがあれば代替可能です。
カジュアルっぽくても良ければデニムやコットンパンツもOK!(このあと例で出てきます)
♦かっこよく着こなすポイント⑤
⑤ 衿型をホリゾンタルカラー、イタリアンカラーワイド、イタリアンカラーボタンアリ、イタリアンカラースキッパータイプにする。(スーツのときと同じ)
基本、ノーネクタイ時にNGな衿型はワイドカラーとレギュラーカラーです。
ワイドカラーはノータイで着用するとシャツの衿先がラペルに乗っかることが多く、これが格好良くないのです。
また、レギュラーカラーのような小さな襟もノーネクタイには不向き。
ノーネクタイ時は衿立ちがいい衿型、かつやや大きめの衿のほうが良いと思います。
その観点からozieおすすめの襟型は、
ホリゾンタルカラー、イタリアンカラーワイド、イタリアンカラーボタンアリ、イタリアンカラースキッパータイプとなります。
・ホリゾンタルカラー
ホリゾンタルカラーは、ワイドカラーの一種だが衿先がラペルに乗っからない構造になっており、衿立ちよくノータイスタイルがシャープになります。
さらにネクタイもできるので、急な会議や来客時にも安心です。
こちらの写真はネクタイを着用していいますが衿型の感じだけご覧ください。
・イタリアンカラー/ワイド
イタリアンカラーワイドはノーネクタイ専用のワイドカラーで衿開きがきれいなだけでなく、ジャケットのおさまりも良いです。(写真3)
おすすめした衿の中では小さいほうなので、大き目の衿があまり好きでない方におススメです。
基本ノーネクタイ専用の衿型ですが、緊急時にはネクタイを使用と思えばできます。
・イタリアンカラー/ボタンアリとスキッパー
イタリアンカラーボタンダウンやスキッパータイプもノーネクタイ専用の衿型です。
普通のボタンダウンも悪くないですが、イタリアンカラーはノータイ時の衿開きが非常にきれいなので、ボタンダウンタイプを選ぶのであれば、この2種類がおすすめです。
※前者は緊急的にネクタイをできますが、後者は絶対にネクタイができない構造となっています。
ここはご注意ください。
イタリアンカラー/ボタンアリ
イタリアンカラー/スキッパー
ジャケットスタイルの場合はスキッパー→ボタンアリ→ホリゾンタル→イタリアンカラーワイドの順に個人的におすすめです。
スキッパーの存在感はピカイチです。
冬場はマフラーをしてしまえば問題ありません。
♦かっこよく着こなすポイント⑥⑦
⑥ 色柄は基本何でもOK!
⑦ ニット生地やフランネル素材、デニムライクな素材を選ぶとよりカジュアルになる
白かサックスが基本ですが、ジャケットスタイルの場合はネイビーが意外と使えます。
Vゾーンを明るくしたければピンクもあり。
お勤め先の自由度にあわせて選んでください。
白・サックスのシャツ生地は当たり前なので、それ以外の素材や色のシャツ着用写真をご紹介します。
♦かっこよく着こなすポイント⑧
⑧ 内側にベストやカーディガンを着用するとよりスタイリッシュに!
ネクタイがない分、ベストでVゾーンを狭めたり、カラフルなニットを合わせてスタイリッシュにしてみましょう。
こちらは蝶ネクタイを着用しておりますが、ベスト着用の感じをご覧ください。
こちらは蝶ネクタイを着用しておりますが、ベスト着用の感じをご覧ください。
♦まとめ
① ジャケットはネイビー・グレー系の色合いのものを選ぶ。
② 基本無地系で柄は千鳥格子かグレンチェックといったベーシックな柄に絞る
③ 形はシングルが基本だが、ダブルを選ぶのもあり。
④ パンツはウールのグレーが鉄板。濃淡で2本持てばOK
⑤ 衿型をホリゾンタルカラー、イタリアンカラーワイド、イタリアンカラーボタンアリ、イタリアンカラースキッパータイプにする
⑥ 色柄は基本何でもOK!
⑦ ニット生地やフランネル素材、デニムやシャンブレー素材を選ぶとよりカジュアルになる
⑧ 内側にベストやカーディガンを着用するとよりスタイリッシュに!
ジャケットスタイルは自由度が高いため、コーディネートするのが少し面倒かもしれませんが、ノーネクタイでもスタイリッシュにコーディネートが可能です。
またジャケットスタイルは、休日にちょっとオシャレしたいときにそのまま活用可能というメリットがあります。
ジャケットスタイルが出勤時にOKであれば、オンオフ両用で使えて便利なこともありますし、スタイリッシュに着こなせば社内外で印象UP間違いありません。
そう思って楽しんでコーディネートしていただければと思います。
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⇒ 秋冬のスーツ・ジャケット ノーネクタイはどちらがおすすめ?【40-50代向け】
⇒ スーツをノーネクタイでかっこよく着こなすには?秋冬編【40-50代向け】