2016.09.23 / 理想のシャツと出会うには~生地について~
皆さんはシャツを購入するときは何を基準に選んでいますか?
好みの衿型や色や生地の素材を決めて購入する方が多いかと思います。
今回はなかなか気にして購入する方は少ない?生地についてご紹介したいと思います。
まずは皆さんおなじみの
【オックスフォード】
ボタンダウンシャツの代表的な素材で、通気性の良い夏向きの生地。
比較的厚地で光沢があり、織目がはっきりしているのが特徴です。
また柔らかく、ふっくらした風合いがありシワが付きにくく丈夫です。
このオックスフォードという名前は、実はイギリスにある紡績会社が生地に4つの大学の名前を付けて販売したことから由来しています。
他にはケンブリッジ、イェール、ハーバードがありましたが、アメリカでのアイビールックの流行によりオックスフォード
のみが残り、オックス=ボタンダウンのイメージが世界へと広まりました。
今ではアメトラスタイルにはかかせないシャツですね。
ちなみにケンブリッジはピンポイントオックスのことをさしていたそうですよ。
【ピンポイントオックスフォード:通称ピンオックス】
上記で紹介しましたオックスフォードよりも高番手の糸で織られ、適度な肉感と通気性を併せ持ち、
オックスフォードに比べると、ややしなやかで上品に見えます。
写真でも織り目がぎゅっと詰まっているので青糸の色がよりハッキリと分かりますね。
普段はオックスフォード。ここぞというときは綺麗めなピンオックスと使い分けてみても良さそうですね。
【ロイヤルオックスフォード】
こちらはピンオックスよりも高番手の細い糸で織られたオックスフォード。
光沢感がより増し、しなやかでドレッシーな雰囲気を持つ。
ドビー機械を使って織られているため、他2種類のオックスフォードというよりもドビーに近いです。
【ブロード】
イギリスでは「ポプリン」と呼ばれ、シャツ地の代表ともいうべき存在。
表面は滑らかな光沢があり、高番手の細い糸になるほど光沢感が増します。
80~100番手が最も一般的、120番手以上になるとシルクに近い風合いを持ちます。
さらに200番手にもなると「シルクを超えたコットン」とさえ言われています。
皆さんがよくイメージされる「つるつる」した生地はこのブロードを指していることが多いです。
学生から社会人まで幅広い年代の方に着ていただいている素材です。
【ドビー】
ひと味違うシャツを着たいときには、ドビー生地がおすすめです。
ドビー織機で織った変わり織の生地。光沢のある小柄な幾何模様を織り出した柄が特徴。
模様はストライプ、ドット、花柄など種類豊富。
ドビーストライプは無地の織柄による生地なので程度な張りがあり、シワになりにくいためビジネスシャツに多用されています。
シンプルだけでなく品よく見えるため、オジエでの人気商品もこの生地を使用したシャツが多くランクインしています!
【ヘリンボーン】
こちらもよく見かける素材のひとつ、ヘリンボーン生地。
綾織りの一種で、模様がニシンの骨のように見えることからそう呼ばれています。
ジャケット、パンツ、コート、小物など冬のアイテムの素材としてよく使われており、
大人の渋い魅力を引き出す英国調の生地です。
2016年秋冬のメンズトレンドは英国クラシックということもあり、こういった雰囲気の素材が今の気分ですね。
話し出したらキリがないくらい、生地の種類はまだまだ沢山あります。
綿100%でも織り方が違えば表情がまったく変わります。
同じ色、形の商品でも、違う生地で作ると別の雰囲気となります。
どんな風に着たい、見られたいのか、はたまた機能性なのか。
気にしていなかった点に着目していただくと、いつものお買い物もより楽しくなるかもしれませんね。
その他の生地についてもっと知りたい方はこちらから
⇒http://www.ozie.co.jp/base/material.htm
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