2016.02.18 / シャツの着こなし・コーディネート番外編│ozie【チェスターコートとウィンドウペーンのスーツとのコーディネート その2】
※今回着用した商品詳細は巻末に掲載しております。
前回グレーのチェスターコートと、ネイビーのウィンドウペン生地のダブルブレストスーツとのコーディネート例をご紹介しました。
▼前回のコーディネート例はこちら
http://www.ozie.co.jp/blog/2016/02/16/7223/
今回は前回と同じく、グレーのチェスターコートと、ネイビーのウィンドウペン生地のダブルブレストスーツを使い、前回と違うコーディネートをご紹介いたします。
こんな感じです。
微妙に変わってはいるのですが、これだけでは前回と何が変わったのかがまったくわからないと思います。
こちらをご覧いただくとわかりやすいと思います。
●チェスターコート&スーツ&グローブ&マフラー
チェスターコートは、20年前に購入したイタリアはピオンボのもの。
現在はイタリアでは有名なスーツのファクトリーブランド=キートンと協業したブランド「MP di Massimo Piombo」でメンズのフルアイテムを販売しているようです。
縦に畝の入ったヴィンテージ感のあるウール100%を使用。
20年前のものとは思えないスタイリッシュかつクラシックなチェスターコートで、今でも大活躍です。
そのコートのVゾーンにはわせる形で濃紺のカシミヤ100%のプレーンなマフラーをさらっと巻いてみました。
スーツはイタリアはキャノニコの生地を使用したフランネルのダブルブレストスーツ。
ウィンドウペンのダブルブレストのスーツはイタリアの伊達男には結構人気があります。
見たときに一目ぼれして購入しました。
グローブはスーツの色や素材感に合わせてネイビースウェードのグローブをあわせました。
●ニット&ポケットチーフ
前回のコーディネートと大きな違いはここ。
今回はシャツのかわりに黒無地のタートルネックを合わせました。
シャツ屋なのに、シャツなしでいいんですか?っていう話ですがいいんです(笑
今秋冬はシャツ以上にニットがトレンド。
そういう時はニットも着用して、ニットのよさも感じ取らなくてはいけません。
これも勉強のひとつです。
なのでタイトルを「シャツの着こなし・コーディネート番外編」とさせていただきました(笑
そもそもカチッとしているダブルブレストのスーツを適度に着崩すのにニットは最適で、とりわけ秋冬はハイゲージ(薄め)のタートルネックニットが鉄板です。
今回はこれも十数年愛用している、ジョンスメドレーの定番タートルネックニット=RICHARDSをあわせました。
RICHARDSはちょっと身頃が大きめなので、通常Mサイズを着用することが多い私ですが、これはSサイズを着用しています。
ポケットチーフはパープルベースのペイズリー柄をあわせました。
イタリアはカネパ社の発色がよく、素材感のあるウール100%素材を使用した珍しいポケットチーフです。
全体の色合いや、ウールの素材感をあわせるべくチョイスしました。
▼シューズ
ぱっと見た目は黒無地のプレーントゥ。
しかしながらよく見ると、ネイビーのプレーントゥなんです。
イタリアはサントーニのプレーントゥで、スーツの色に合わせてチョイスしました。
紐がリボンなのもポイントです。
濃いネイビーのシューズって持っていると非常に便利なアイテムです。
遠目から見たら黒にしか見えませんが、近づくとネイビーってわかるのがおしゃれ度アップに貢献。
コーディネートしやすいですしね。
黒無地のシューズを多くお持ちで、コーディネートにアクセントをつけたいとお考えの方に、ネイビーのレザーシューズはうってつけのアイテムだと思います。
おすすめです。
いかがでしょうか?
20年前から愛用しているピオンボのチェスターコートとモダンなダブルブレストのスーツにタートルネックニットを組み合わせた、カジュアルでありながらエレガントなイタリアンテイストのコートとスーツのコーディネート例でした。
着用者
柳田 敏正(店長)
身長177cm
体重70kg
▼ポケットチーフ
イタリア製(カネパ社製)生地・ウール100%・パープル・ペイズリー・日本製
商品番号 CHI-008-PURPLE
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/chief/chi-008
▼手袋(グローブ)
タッチパネル対応・スゥエード・ネイビー・日本製
商品番号 GL-A-KEG1483-29-NAVY
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/gloves/gl-a-keg1483-29
※その他のアイテムは私物です。