2012.11.12 / トムフォードと007/ジェフ・ベゾス
店長の柳田 敏正です。
先週朝日新聞の夕刊を見ていたら、007の新作「スカイフォール」の記事が掲載されていました。
読むと前作より007役のダニエル・クレイグが着用しているスーツはすべて元グッチのクリエイティブディレクター=トムフォードが監修・提供しているとのこと。
ピアース・ブロスナンの時とダニエル・クレイグの1作目まではイタリアのブリオーニが提供。
創業60年以上の歴史を持つクラシコイタリアのブリオーニと、片やモード界を牽引しているトムフォード。
あまりのテイストの違いにビックリしました。
ただこのテイストの違いほど、見た目にあまり変わった感や違和感がないのが不思議です。
言われないと気がつかないかもしれません。
この変化には多少なりともビジネス的な意味合いもあるようで、007シリーズはアメリカでの人気が高い作品。
ブリオーニはアメリカで人気の高い高級ブランドでしたが、トムフォードも同様。
今の時代の気分や、ダニエル・クレイグのマッチョな体との相性、アメリカ人受けを考えるとこうなるのでしょうかね?
ダニエルクレイグ演じるジェームス・ボンドは人間臭くていいと評判ですが、私はスマートでエレガントなピアース・ブロスナンのほうが好きでしたね。
スーツの着こなしも。
ここ数年忙しさにかまけて、映画館にも足を運んでいないし、ビデオもまったく見ていない状態。
映画から受けるファッション的なインスピレーションは結構大きいので、これからはまめに見ようと思います。
スカイフォールのポスターから。トムフォードっぽくないスタイリング!?
スカイフォールのポスターから。このタキシードはトムフォードっぽい。
ブリオーニのスーツをまとったピアース・ブロスナンの007。
トムフォードの衣類はメンズ・レディースかかわらず、世界の著名人に人気ですが、身近なイーコマース関連でもトムフォードの大ファンがいます。
それはだれかと言うと、Amazon.comの創業者でありCEOのジェフ・ベゾス。
正直言ってあまりおしゃれに見えませんけど。。。。。